こんちは!
「文学フリマ東京」に行って来ました。
めちゃくちゃ面白い集まりでした。
ホントならずーっといたかったな。書いてる人が売ってる、ということは、話しを聞けるわけでしょう。
話はしたけどもっと聞きたかった。
世の中には色々な人がいるのを食うて来ました。
これはもう1人の主人公メアリー・シェリー先生と彼女のお話を聞く学芸員(キュレーター)さん。
あんたが、こんな厳しい顔の武将を描くようになるとはねえ……。
ベッドは部屋のど真ん中…にあるようなヒトだったのに……。(笑)
ちなみに、これ描いたのは「米蔵夫婦のレシピ帳」の片山ユキヲ。 https://t.co/TGatdt6KG0
それでもけっこうかかったのは、アクションシーンが描きたくて……。
描いたことのないアクション、上手く主人公が回ってくれるか挑戦のし甲斐がありましたよ。
いつも描きながら、「回ってくれ〜〜!」と念じていましたっけ。(まんが家がいつもじょうずに動きを表現できるわけじゃないのでした。)
兵士の所作、当時の銃の持ち方や、風俗、宮廷警護兵ヨーマン オブ ガード、果ては馬の鞍の下のブランケットまで詳しく教えて下さったのは軍事史研究家の磯野圭作さんでした。
お世話になりました。
なんにも知らんかったのです。
近衛兵で特務に就く大尉が持つペッパーボックス拳銃なんてまったく知りませんでしたね。
それと、主人公エルシィの持つ剣シャーシュカ。
コレがまた、おれもアシスタントたちも、よく間違えたっけ……。
その詳しいチェックも、磯野さん、ありがとうございましたー。
ふー。本当にたくさんの方のお力を借りてこの「三日月よ、怪物と踊れ」を最後まで描けました。
もちろん、毎回毎回、ネームだ、資料だ、翻訳だ、取材だ、と、もう八方を飛び回ってくださったイギリス好きの担当編集の恐怖内さん(もちろんコードネームよ(笑))も、本当にありがとうございましたよ。
だって、こんなオトコだったんだぜー。(°_°) https://t.co/YPRVLuk1HE
それと、「ゴーストアンドレディ」で演劇の資料で協力していただいた佐久間康夫先生から、メアリー・シェリーの住んでいたお家のお写真が届きましたぞ。(先生は何でも資料をお持ちなのだ。)
チェスター・スクエア24番地。
しまったー!ぜんぜん違ったー!(笑)
これお分かりになりますか?
今回の〈図録〉はモノクロの原稿を「きれいに」ではなくて、出来るだけ生原稿に近く再現することに編集の執念を燃やしたのですって!
折り目や青えんぴつの跡が生々しいでしょう?
サクシャは恥ずかしがっておりますけれど。(笑)