ララァとシャアの初対面を比較すると、やっぱりジークアクスはORIGINの要素も拾っている様だ。
どちらもシャアが原典よりも、白馬の王子様している。
因みにララァ役の潘恵子氏のララァとシャアの出逢いのイメージは、前者のORIGIN版が最も近かったらしい。
つまり我々が今いる世界線は、いしだ壱成になにかあった未来の時間軸なんですね。
他の並行世界や正史では、パーフェクトいしだ壱成の存在も観測されています。
吸血鬼アーカードと、その主人であるヘルシングの子孫インテグラの活躍を描いた、平野耕太による漫画『HELLSING』
ブラム・ストーカーのドラキュラを踏まえた設定など、オタク心理を擽る要素がふんだんだ。
海外でも評価が高く、OVA版の影響で一時期は『NARUTO』を凌ぐ人気があったとも云われている。
自らの行いのしっぺ返しをの為に突発的な最期を迎えた訳だが、常に余裕の態度を崩さなかった内海が敗北を自覚して動揺を見せたその瞬間から、転落という末路へのカウントダウンは始まっていたと言える
最期だけではなく全てにおいて秀逸な造型は、漫画史の中で最も完成度の高い悪役だったと断言出来る
攻殻機動隊の新作アニメが士郎正宗原作準拠なら、攻殼ファンの9割はバトーの「ナメクジの交尾」の台詞と、その話をヌルヌル作画で観たいと思ってるのはまず間違いないのだ(確信)
アメリカでは比較的最近の悪役表現だが、日本のアニメや漫画ではそう珍しくは無い常套手段だ。
勧善懲悪で悪人の見た目が分かりやすいデフォルメをした『ONE PIECE』でも、たまにこういった観客を騙すタイプの悪役達が登場する。
日本人からしたら、最早このパターンはお馴染みであろう。
漫画版『風の谷のナウシカ』に登場したナムリスは弟に対する劣等感が故に権力を志向したが、その本質は歪な内面性にある。
事が終わると燃え尽きて虚無的な思考となり、自分の命すら蔑ろにしたままゴミの様に空へと消える。
屈折感情を交えたそのシニズム観は、宮崎駿が最も力を入れた悪役造型だろう
"男の娘"文化の根付きが浅い時代にコロコロのヒロインが男という事実は、当時の小学生男子にトラウマと歪んだ性癖を植え付けたと云われているが定かではない。
急遽打ち切りとなり今までのシリアスな伏線を放り投げて、桜のトランスジェンダー要素の掘り下げに尺を全て費やしたのは英断だった。
日本の少年漫画の固有の様式では、敵を倒す際の演出というものが重要視されている。
仲間同士が力を合わせて敵を討ち倒し、読者の高揚感を高めるという『聖闘士星矢』を代表とした見せ場は、少年ジャンプだけではない他の少年漫画雑誌にも共通するフォーマットとして定着した。
パトレイバーと云えばOVA版にTV版、劇場版と様々なメディア展開がされたが、その中で最も安定したクオリティであったのが、ゆうきまさみによる漫画版だ
悪役の内海課長は一見すると人好きのする、悪人とは思えない人物造型である
見る者を惹き付ける好感さとは裏腹に、最期は実にシビアなものとなった