不謹慎ネタ狩りが過度化してるって事は、今や立派な五輪関係者で若い時のしんちゃんがやったネタとかもアウトなんだろうか。
この頃の過激な芸風結構好きなんだけど。
漫画史で最も出来の良いライバルキャラ表現がなされたと思うのは、『美味しんぼ』が代表作である雁屋哲原作の『男組』だ。
主人公・流全次郎に相応する宿敵・神竜剛次との掛け合いは肉体的だけではなく"思想"の対立描写でもあり、ソコにあるのは確固たる理想主義と非情な現実主義のぶつかり合いだ。
『DEATH NOTE』に登場する夜神月とLの対立軸と関係性も注目に値する。
秀才を絵に描いた様なルックスの主役ライトと変人Lの対照的なビジュアルは、ピカレスク漫画である事を踏まえても面白い変化球だ
L亡き後の月の活躍も面白くはあったが、やはりLあってのデスノートであり後の敗北は必然であった
国内外共に最も人気が高いライバルキャラは『ドラゴンボール』のベジータだ
当初は下級戦士である悟空を上回る天才エリート戦士として登場し実力の差を見せ付けた
限界までパワーを引き出してようやく拮抗出来るライバル役らしい描写は、今後の悟空にとって大きな指針となる筈のキャラクターであった
第三部で復活を遂げたDlOはジョナサンの子孫である主人公・空条承太郎にとっては一族の因縁から続く宿敵だが、直接的な因果性に関しては希薄な関係だ
ジョジョとディオは青春時代を共に過ごした旧敵であり旧知の仲だと言える。
そんなある種の友情にも近い描写がなされたのはジョナサンだけであった。
自分の美形悪役フェチは、『烈火の炎』の天堂地獄から始まってる様な気がする。
極悪面なオッサンと禿げのオッサンが合体して生まれた、紛うことなき整形イケメンだ。
性根の悪さが出る下劣な表情への変化が良い。
トライバルタトゥーみたいな模様や設定など、無惨様への影響もあるんではなかろうか。
そんな少年漫画のジャンルで、師匠キャラの金字塔ともなったのが『ドラゴンボール』に登場した亀仙人だ。
序盤ではコミカルなだけの老人として登場したが、武術の達人である武天老師という設定が明かされた後に、師匠として主人公・孫悟空を心身共に鍛え上げた、とても重要なキャラクターである。
スパイダーマン3にDr.ストレンジが登場。
毎回、師匠格の導き手が変わるのがちょっと面白い。
ストレンジとスパイディの組み合わせといったら『ハウス・オブ・M』での、辛い記憶を魔法で消す様に頼んだら、断られてブチ切れるやり取りを思い出す。
映画では良い弟子になれると良いですねパーカー君。