スタンピードのバレットの設定も良かったけど、ワンピ劇場版キャラで最も原作に食い込んだのは、やはりFILM REDのウタ
ポッと出のキャラが違和感なく馴染んだのは、音楽家に妙に拘ったルフィの初期設定に巧く擦り寄ったからだろう
反対に元来原作キャラだった筈のシキは…プロットだけは良かったよ。
ほぼ全編で怪物としての威厳を保ち続けたヨハンだが、最終話では母親に対するトラウマと、コンプレックスともとれる過去の記憶が吐露された
ラストに垣間見せた人間的な一面は、物語全体のオチと言っていい
正しくヨハンは“怪物であり人間でもある”という、その境界線を最も体現したキャラクターだ。
#漫画やアニメの正気かと思ったシーン
『焼きたて!! ジャぱん』打ち切りでの最終話、河内は突如ダルシムとなり世界中の陸地を浮き上がらせる。
人間やけになればなんでも出来るんだと、この漫画が教えてくれた。
自らの行いのしっぺ返しをの為に突発的な最期を迎えた訳だが、常に余裕の態度を崩さなかった内海が敗北を自覚して動揺を見せたその瞬間から、転落という末路へのカウントダウンは始まっていたと言える
最期だけではなく全てにおいて秀逸な造型は、漫画史の中で最も完成度の高い悪役だったと断言出来る
パトレイバーと云えばOVA版にTV版、劇場版と様々なメディア展開がされたが、その中で最も安定したクオリティであったのが、ゆうきまさみによる漫画版だ
悪役の内海課長は一見すると人好きのする、悪人とは思えない人物造型である
見る者を惹き付ける好感さとは裏腹に、最期は実にシビアなものとなった
その最期も自身の権力を象徴する高い建物ごと蹴り落とされるというのが、上手い符合の当て嵌め方でもある。
キャプテン・クロもそうだが、こういった敵のバックボーンと絡めた倒し方は、意図的にしろ偶発的にしろ非常に良く出来ていた
『ONE PIECE』に関しては、敵をブッ飛ばすその勧善懲悪さが好きだ
アニメと同じく全五部構成からなる漫画版は、そういった超常的存在との決着の付け方が連続しており、少々マンネリとも言える似たようなパターンとなっていく。
アニメ『S』での決着では、セーラームーンが敵を"倒す"のではなく、消滅寸前の場から土萠ほたるを助ける事に焦点を置く捻りが加えられた。
パトレイバーで風刺していた、男性が女性の頭を気安く触れる問題、YouTubeで配信中のトッキュウジャーとガンダム00でも発見。
トッキュウジャーは男性優位に思わせて、最後にはヒロインが自身の在り方を自覚するという、小林靖子女史らしい脚本。
ガンダム00は本気で良い場面として描いているみたい。
#多分人生で1度も言うことの無いセリフ
めっちゃよく喋る初期ゴルゴ13
すごい早口で言ってそう
僕の一番好きな創作の弱者男性キャラ、サイコメトラーに登場する福島満こと、みっちゃん
ふと思い出すと、ワンピースでは能力に頼らず生身で微妙に強いキャラとかが地味に好きだった記憶。
初期キャラのギンや、その場にある物をなんでも武器にして身軽に動くシュライラとかの脇役は、レギュラーキャラよりも魅力的だ。
カンフー映画や武器術アクションが好きな理由の源泉はここら辺かも。