今回の師匠キャラ達は皆"戦闘者"という括りで纏めてみたが、スポ根漫画に登場するコーチや監督などにも非常に近い性質がある。
『巨人の星』での星一徹のスパルタ教育を始めとして、『エースをねらえ!』の宗方コーチや『SLAM DUNK』の安西先生など、スポーツ物だけでもそのタイプは様々だ。
ワンピース10週年記念で寄稿されて描かれた徳弘正也先生のルフィ。
ターちゃんでの画力を知っていると、一瞬利き腕を負傷し左手で描いたのかと思ってしまったが、恐らく何かしらのジョークだろう。頭頂部を締め付けてるかの様な麦わら部分がジワる。
すぐ下の鳥山明ルフィとの丁寧さの落差がスゴい。
いつの間にか小室孝太郎の代表作『ワースト』が復刊されている
未知の怪物ワーストマンによる人類存亡の危機を描いた終末サバイバル路線が、ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』に先駆けていた事で有名
『ハイスクール・オブ・ザ・デッド』主人公・小室孝の元ネタでもある
旧版は手元にあるが、ほ‥欲しい
そこから読み取れるのは、夢見がちな男性読者の需要を満たすだけのラブコメではない、男女間の相互依存を真摯に描いたテーマ性だ。
次第に相手のあるがままを受け入れ、お互いの弱さも補い合う。
本当に山田が御都合主義的な王子様であったならば、この方向性は有り得ないと自分は強く思うのだ。
ヒロインの山田は男性読者の需要を意識したキャラクターではあるが、不思議と男性作者視点特有の"いらやしさ"というものがほとんど無い造型だ。
露出シーンを見せるイベントはあれど、その作り手による性格描写はちゃんと健全でもある。
原作かりん様の面白い所は、ルガールの様に既存の武術の技を組み合わせて美味しいトコ取りをする戦闘スタイル。
ムエタイの膝蹴りで怯ませた所を、合気の投げで組伏せるのが実に合理的。
ゲーム設定だと、神月流格闘術という架空の武術を使うが、漫画版での実践技描写の方が断然好みで痺れてしまう。
作中に登場したオリジナルライバルキャラ、神月かりんは「ZERO3」にも逆輸入された最も面白い造型のキャラクター。
ゲームでは高飛車な印象が強いが、原作だと覇道を極めんとするストイックな性格付けをしているのが特徴。
自分の中では、KOFの女版ルガールみたいなちょっとカッコ良いイメージがある。
過去の回想で説明しない鳥山明のやり方は、原作漫画でも顕著であり、あっても亀仙人がピッコロ大魔王を語るくだりの数コマくらいだ
未来トランクスの過去編では、本編と分けてガッツリと描く
『ブロリー』にしろ、現在と過去を行き来させず、話をテンポ良く見せる点では、こちらの方が有効であろう。
ワクチン摂取2回目完了!
これで熱が出たら数日間は禁酒生活。ツラいッ!!
ノンアルはイマイチなので今日はジュース飲もうかな。