大きな画像の段階で「アレ?服が違うゾ」と気づいた方は鋭い。右は第一話のカットを流用した桜井邦彦さんの回の絵です。
目をよぉ~~く見ると桜井さんの絵だなとわかります。わからない方は四六時中桜井さんの回の絵と睨めっこしましょう。
最近読んだものだと「あずみ」がいい。
普段ひょうきんなあずみが戦闘スイッチが入ると鬼神のごとく豹変するのが最高にカッコいい。
「萌え」ポイントだねェ
個人的な性癖なんだろうけど昔から「戦闘少女」が好きだ。戦う女性は美しい。少年漫画より戦うヒロインのほうが昔から好きだった。
映画はオヤジ臭いものばかり好きなのに不思議なもんである。やっぱり日本漫画の絵ではオヤジの真の魅力が表せないからか?
ピンチになった所にテーマ曲と共に仲間の救援、歴代のジェダイの「立て!」で復活といい、もはやジャパニーズ・アニメもビックリのベタベタ展開。
「お前らロードオブザリングもエンドゲームも好きだろう?」というJJの声が聴こえてくるようだった。おまけに元気玉もアリとは。
この回が何より良いのは「泣かせにいっていない」とろこだ。
悪く言うわけではないが、「泣かせにいく」パターンとしては
「主人公が誰かのために、普段とは比べ物にならない努力や行動を起こす、目一杯感情を発露する」という「劇的な要素」を含ませる手がある。
ここでは「切迫した状況」「それに負けず必死に行動するしずか」という感情が増幅されればされるほど、観客の心の中で「しずかの行動の尊さ」が浮き彫りになるはずである。
原作もそうだ。しずかの必死の形相が最小限のコマで描かれている。
手を握って微笑む暇などない。安心するにはまだ早い。
ではしずかがのび太の元に向かうシーンにはどういう音楽が必要なのか?
動いてるのはしずかだけ、のび太は危機にある。しずかは他のことを考える余裕はなく「のび太を助けなくては」という思いだけで、ただひたすら前進する。
シーンの主眼たるしずかにとっては「切迫した場面」以外の何物でもない。
漫画の単行本はほとんど持ってなかったので、同じ本を何度も読んだ記憶がある。
そこでドラえもんの「笑い」に染まった。原作黄金期は何度読んでも爆笑する。
14巻は「スネ夫を殺してぼくも死ぬ」が最高に面白かった。
基本、ちゃんと物語として説得力のある動機を拡張してドラマにしてる。
オチになってる突拍子もないことを拡張するってのはどうなのかなぁ。