#とだ勝之 先生の「猫-ミック-」のアクションシーン。
普段温厚なミックが戦闘になると圧倒的な強さを見せるのが小学生心にビンビンきた。
ルパンの五右衛門やナウシカのユパのイメージ。サッときてカッと刃を振るって圧倒するカッコよさ。
昔は漫画をほとんど持ってなかったのでこれは何度も読んだ
99年、自分は11歳。
まだコロコロ以外の漫画はほとんど読んだことがなかった。
そんな中、全くコロコロらしからぬ「#漫画版ファントムメナス」の掲載は衝撃だった。
「このカッコイイ漫画はなんだ?!」と思ったことを覚えている。
冷たいドラえもん・毒舌ドラえもん秘蔵コレクション。
20巻台後半から、アニメ版開始の影響からか段々ドラえもんのキツさが緩和されていくのが残念。
「相手の返答を省略する」という表現もよく見られる。
必死に抗議するのび太の発話を、あえてドラえもんに喋らせて、本来同情されるべきのび太を滑稽に見せたり、わかりきっているマヌケな返答を省略してより滑稽に見せている。
場面転換の鉄則として「場面前後の温度の差(メリハリ)」というものがある。「あんがと・・・」から、何の前振りもなく口論になってる二人のカットに映るのが最高にスピーディーで面白い。
20巻台の黄金期の、のび太の必死の抗議をサラっとかわす冷徹なドラえもんも最高だ。
漫画版の「#ドラえもん」は、時間の流れが非常に独特だ。実写映画の編集的観点で見ると面白い。
まず、のび太が外で誰かと話をする。
その話を、家に帰ったり部屋に入るといったクッションもなくもう次の場面でドラえもんに話をしている。
で、ドラえもんが冷たく即答する。