ここに書いてないものだと、少年期に持っていて何度も読んだ、とだ勝之先生の「猫-ミック-」なんかも暗殺マシーンキャラだった。私の幼少期は血塗られた暗殺者達で彩られている(?)
氷上のクラウンはヒロイン(?)のいぶきの造型がすごく好きだった。天才型の幼馴染の主人公に成果では勝ってるのにどうしようもなく焦燥感にかられる少女。
反面、主人公にはどうにも興味を持てなかった。
ローゼンでは大枠のテーマとして「生きること」というのが在る。
命を持たず、あやふやな存在故に闘い続ける人形の真紅と、生きることから顔を背けているヒキコモリのジュンの対比が原作の当初の要。
その辺りのメッセージの力強さがあまり語られないのが残念。確かにキャラクターも魅力的ですけども。
電柱マニアと一緒に「そらのうえのそうでんせん」も購入。
絵本ながら空間やディテールがよく描かれていていいですね。鉄塔好きは是非。
ハシビロコウと比較されてるけどキョロちゃんのモデルは恐らくオオハシだよね。 https://t.co/gfD8j5hJHg
やっぱり鵜呑みには出来んなぁ「嫌われる勇気」
参考に出来るとことはして出来ないところはしない。それを自分で考える。それが読書ってもんだしね。
私はこれを「天津飯アプローチ」と呼んでいる(ウソ)
んー、でもそうするとアドラーのいう境地ってつまんないと思うところはあるかなぁ。清濁入り混じったのが人間だ、というのが漫画版ナウシカの帰結だし。
まああそこまで割り切られるのは宮崎さんくらいの人間力あってのことだろうけど。
この回が何より良いのは「泣かせにいっていない」とろこだ。
悪く言うわけではないが、「泣かせにいく」パターンとしては
「主人公が誰かのために、普段とは比べ物にならない努力や行動を起こす、目一杯感情を発露する」という「劇的な要素」を含ませる手がある。
私がこの作品を好きなのはやっぱり宮崎駿みがあるからだと思う。
宮崎さんは勧善懲悪的対立構造を基本取らなくて、当初完全に敵だったキャラクターが後々仲間になったりする。モンスリーとかクロトワとか。
今作のディクソンにも同じものを感じるんですよね。