読者を襲う!何のために主人公は頑張って来たのか根底から覆される!ところでこの挑戦資格は62年から63年に描かれた。主人公が驚いた時に「ガーン!」という擬音があるがこれは巨人の星(66)より早く園田光慶先生が発明している。園田光慶先生は巨人の星の初期の頃作画を担当していた。
そのリーダーは世界中の優れた脳を頭に入れたヒトラーみたいな人物でハカイダーやブラックゴーストもびっくりな展開に…さらに細菌爆弾のロケットや巨大ロボットも登場し、なんのジャンルの漫画を読んでいるのか頭が混乱してくる凄い展開だ。でもこれはほんの一部でラストが誰も想像できない程の衝撃が
思っていると原住民は実は白人であり金の鉱脈を元に世界征服を企む一味とわかり、これは007みたいなアクション物かと思っていると
園田光慶先生がアイアンマッスルで劇画に革命を起こしたのは前にも書いたがそれに匹敵する傑作が挑戦資格だ!最初は暗黒街で記憶を無くした主人公が登場しその銃さばきからハードボイルドガンマンの話かと思うとアフリカの金の鉱脈に仲間と父を探しに行く物語になっていく。そこで原住民と戦う話かと
手塚治虫監修、北野英明作、構想10年正義と感動のアクション巨編「ブレイブKEN」!!どろろの作者二人が組んだ夢のような企画!!………でもこの作品は存在していない。始まったのは手塚先生のクレジットが消えた「ブレイブ1」でした!?手塚先生はどこまで関与したのでしょうか?……
記憶といえば私はかなり昔早稲田通りの古本街でロートレアモンを偶然手にしてからずっとマルドロールを愛しているが、それは実は偶然ではなく私の敬愛する唐十郎、寺山修司等の60年代の前絵的な表現者はほとんどロートレアモンに影響を受けていたのを後から知る事になる。音楽の裸のラリーズもそうだ
テレビ版ワイルド7では第4話「狙われたミサイル」でもコンクリートゲリラをイメージして作られている。原作ではこの巻で世界が死んでしまうのだがテレビでは世界がミサイル爆破を阻止する活躍を見せる。ありがとう!世界!!そして世界を殺さなかったテレビスタッフの皆さんありがとう!!
山本まさはる先生のファンだった本宮ひろ志先生はゴールデンボーイのリメイクを2人で合作してくれないかと頼み山本先生は了承してくれる。1.3枚めが貸本版。2.4枚めが本宮ひろ志先生との合作版。宿命のライバルの緊張感が半端ないぜ!
これぞ貸本の代表的ボクシング劇画「ゴールデンボーイ」(66)作者山本まさはる先生。これは全3巻のうち1巻をチャンピオン側の視点、2巻をチャレンジャー側の視点で同時間を描き、3巻で2人の主人公が激突するという画期的な試みの作品です!内容も深い!