手塚漫画史上最強の怪物、魔神ガロン。アトムも敵わないし、マグマ大使に至ってはこの有様!でも普段はみんなにサインまでしてくれる優しいシャイなヤツ。
メルモちゃんの母親の名前は渡ひろみ。アポロの歌のヒロインの名前です。大人になったメルモちゃんの顔は、もろに渡ひろみ。この2作品は姉妹作です。アポロの歌は火の鳥の要素もふんだんに入っており大傑作です。私は手塚治虫作品ベスト10に入れてます
おまけ。メルモちゃんの母親がなくなり、遺産目当てで引き取ろうとした意地悪な親戚のおばさんは、同時期に執筆していた「ボンバ!」
の主人公の母親のキャラクターかな?ボンバ!に関しては書きたいことがたくさんあるのでいずれまた。
日野日出志先生の問題作!七色の毒蜘蛛には少年サンデー版とひばりコミックスに不思議な違いがある。まず怨念の紙を切る少年サンデー版。カッコいいが斬った絵と東京大空襲が繋がってはいない。続く
次はひばりコミックス。なんと怨念の文字が日の丸に!!次のページへ見事に繋がって素晴らしい!その後主人公の父の背中の毒グモと原爆グモが交差するがなぜか少年サンデーには原爆グモは載っていない。続く
ラストに主人公が銭湯に行くが銭湯の人々の背中に毒蜘蛛(爆撃で受けたケロイドの象徴なのでしょうか?)が張り付いているという重要なシーンも少年サンデー版には無い。続く