ブラックジャック、ふたりのピノコは前後編の作品を再構成して単行本に収録された。単行本ではロミという少女の顔をモデルにしてピノコの顔が作られたがオリジナルではその記述は無い。私はこの作品が大好きでBJベスト10に入れてます。
ふたりのピノコは単行本では死んでしまったロミの墓参りで終わり、その編集もとても良かったのですがオリジナルではロミが死んで公害企業への怒りに震えるBJで終わります。私はここで終わったオリジナルが好きです
表紙に惹かれて買ってしまった。家で比べたらサンデーコミックスより大きいんだな。平井和正さんは8マンはサイボーグだと断言していた。だから8マンの大人向き小説版のタイトルは「サイボーグブルース」だ。そういえば「鉄腕アトムVS鉄人28号」という漫画はあるのかな…?
イデオンも手塚治虫「来たるべき世界」の影響を受けている。イデオンのテーマは「バカは死ななきゃ直らない」だといわれたが最初にやったのは手塚先生。緊張状態だった米ソの両首脳が地球滅亡の瞬間になって初めて手を繋ぐ強烈な皮肉。あと火の鳥の輪廻転生と人を試す我儘な性格も、まんまイデですね
手塚治虫先生の「来たるべき世界」は他にも多大な影響を与えている。「バカは死ななきゃ治らない」のシーンは楳図かずお先生の最終作、14歳にも。14歳は手塚SF三部作のもう一つロスト・ワールドの影響も
この私家本ではライク・ア・ローリング・ストーンの会話に出てくる少年サンデーの短編を間にはさみ、よりリアルに読むことができる
鬼太郎のベトナム戦記はつげ義春先生が描いているのも貴重です。ベトナムの女性の裸体の描写がねじ式の女医や、ゲンセンカンの女将と同じ…。注目はつげ先生は紅い花のキクチサヨコで初潮を描かれましたがその1年後、鬼太郎のベトナム戦記でも描き、初潮にこだわってますよ!🌹
60年代、新宿をさまよう父親。きっとフーテンになった息子を探しにきた家族が多かったんでしょうね??
若松孝二「新宿マッド」永島慎二「フーテン(の通称、公衆便所のマリア編)」
私ならフーテンオリジナル版を収録後に、その3つと、青春裁判(虫コミックス版では無くサンコミックス版)の短編を加える。この短編はフーテンの兄弟作といってもよく、本伝に登場した女の子まで出ている(シバまで登場)
#ワイルド7 何十回、何百回読んでも、いや、これからも永遠に泣くであろう名シーン!ヘボピー!!カッコいい!!!!