虫プロ商事「てづかマガジンれお」の新作は「ワンサくん」と「ふしぎなメルモ」ちょうど「火の鳥復活編」を描かれていた時期でありワンサくんの素晴らし過ぎるレイアウトはどうよ?手塚先生キャリアの中で絵が一番最高の時期だと思っています。同誌にワンサくん宿命のライバルほえろボボがチラッと…
安部慎一先生にしか描けない問題作「悲しみの世代」最初、作家と恋人、その姉妹等の歪んだ関係等が描かれるが途中から登場しなくなり、安部先生の心の中の葛藤がどんどん綴られていく。阿部先生を心配する鈴木翁二先生の本物の電報!や宮谷一彦、白土三平、長井勝一社長の名前が唐突に出てくるが…
アトムはたった24日で帰ってきた!!アニメ「鉄腕アトム」の最終回。人類を救うためにアトムは太陽に飛び込んだ。1966年大晦日の事だ。だが年が明けて1月24日からアニメの続きが漫画連載されたのはあまり知られていない。これは最初から計画されていたのだと思っています。
アトム今昔物語は溶けたアトムが宇宙を漂っているところから始まる。でも最終回の話は漫画には無いのでそのプロローグを描き換えています。だが面白い事に今昔物語以降も新アトムの漫画を描かれる時、この溶けたアトムを登場させています。
私はデビルマンマニアでマジンガーZはあまりよく知らない。ロボットに乗り込む発想は素晴らしいがやはり手塚、横山先生の影響は強い。鉄人のガオーポーズや最初歩行だけだったのが飛行装置をつけた時の衝撃!GR2のフォルムや武器。ローレライのラストはアトムのロビオとロビエットの名シーンですね
デビルマンは1巻毎に絵柄が代わり絵がどんどん素晴らしくなっている。特にKC4巻くらいは筆タッチになりほとんど絵の達人の域。豪先生はデビルマンを描くために他の連載を切っている。アニメ連動のマジンガーZだけは連載が続き、この達人のタッチがこちらにも残っていて嬉しいです。
手塚治虫全集ワンサくんは一枚目で終わってますが本当はもう一回連載が続いています。なぜ収録されなかったというと作画が池原成利さんだったから。でもとても絵が素晴らしいです。四枚目が5月号につづく、となっていますがてづかマガジンれおは4月号で休刊したためにこれがワンサくんのラストです。