「彼はどこから来てどこへ行くのか…」出崎統の矢吹丈の捉え方はこれだ。そしてホセ・メンドーサはそのために負けないと思うがそれをひっくり返され恐怖に怯えていく…。この名セリフは若き日、貸本劇画の作家だった出崎統が心に刺さった忍者武芸帳の影丸の一番有名な言葉を受け継いで語らせている。
イースター島のモアイ像が広く知られたのは月刊ムーの紹介かとなんとなく思っていたけどムーって79年創刊で新しいんだね?この年にマリンエクスプレスのアニメが。76年には三つ目がとおる。68・6に水木先生のイースター奇談。私の1番古い記憶は石森先生のブルーゾーン68・3だった。まださかのぼれば
デビルマンは1巻毎に絵柄が代わり絵がどんどん素晴らしくなっている。特にKC4巻くらいは筆タッチになりほとんど絵の達人の域。豪先生はデビルマンを描くために他の連載を切っている。アニメ連動のマジンガーZだけは連載が続き、この達人のタッチがこちらにも残っていて嬉しいです。
アトムはたった24日で帰ってきた!!アニメ「鉄腕アトム」の最終回。人類を救うためにアトムは太陽に飛び込んだ。1966年大晦日の事だ。だが年が明けて1月24日からアニメの続きが漫画連載されたのはあまり知られていない。これは最初から計画されていたのだと思っています。
「デビルキング」さいとう・たかを先生の創作者としての頂点がこれだ。後年、先生はこの作品は大衆娯楽から はみ出し、やりすぎだったと仰っていたが、それだけ本気だったということ。これは初代ゴジラも避けて通ったあの場所でデビルキングが演説を打つシーンだ!
一番恐ろしい敵2 #巨人の星 実は伴宙太との友情を引き裂いたのも牧場が企画した後楽園での座談会が原因だったのだ。もちろん牧場に悪意は無い。そして巨人の星終盤では物語は飛雄馬ではなく牧場視点に変る!!まるで飛雄馬の破滅を見送るように。最後のセリフも
ピューロマイシンなど使う必要もない現代。自衛隊のクーデターを扱った手塚治虫先生の「時計じかけのりんご」実はキューブリックの映画より早い。おまけにタイトルにインスパイヤされてバージェスの小説は読んでなかったという天才の仕事です