40年ぶりに一ノ関圭の「らんぷの下」を読み返したら、やはり恐ろしいな。こんな天才のマンガを読まされた他の作家の絶望がひしひしと伝わってくる。
「自転車屋さんの高橋くん」は自転車マンガじゃないけど、すごくいいから読んでみて!
なぜか岐阜でOLをしているパン子こと飯野朋子さん(気を遣いすぎる)はサビついてうるさい自転車がきっかけでヤンキーな高橋くん(自転車屋さん)と知り合います。来年の今頃は月9ドラマになってるかもしれない。
1975年くらいから「りぼん」を中心に始まったおとめチック少女マンガは絵柄こそ一条ゆかりや美内すずえや細川智栄子のような豪華感はないものの、等身大の学校や女の子の自室の空気を初めてリアルにマンガにして表現することに成功して、その流れは今の少年誌やきららに引き継がれているのです。