登場人物がわんさか出てくるんですが、ひとりひとりが…漫画の中でガチで生きてるんです
通常の漫画は巻が進むとキャラ設定が多少ブレたり変化するものですが、それがほぼ、ない
とても連載当初5話で完結予定だった漫画のキャラ設定とは思えない
手塚・藤子でもここまではない、いやー驚いた
多治比文子に降りた天神の宣託は「昔私がよく遊んでいた北野に祀ってよ」
でも道真と北野の地にそこまで縁があったという史実は見当たらないようです
ではなぜ北野の地が選ばれたか?
元々 雷神や天神地祇が祀られていた場所ということもあったでしょうが、それだけでは根拠が弱いような。
『いらかの波』この漫画、何がすごいって…
学園コメディだからストーリー自体はうすい。のに、1ページあたりの情報量が何気に多くて速く読めない。構成も美しい。
そして何より感銘を受けたのは…
キャラ設定!
内容は、私はふだん読まない少女漫画の学園コメディー
当然 昭和ノリだけど…意外に現在でも通じる?
作者のお人柄か漫画全体の雰囲気に品があって、本当の意味でかわいらしい。少女漫画にありがちな「恋愛ネタ」に頼らないストーリー作りもとてもいい感じ!(あって『タッチ』程度の奥ゆかしさ)