【22年に出版した著作②】『改訂版 統一教会とは何か』(大月書店)。30年前の本がいまも通用するほど、統一教会の手法に変わりないことがわかりました。収録した元信者の手記が話題になっています。現場の経験こそ問題の出発点です。あのときの思いがいまも現実を撃ちます。
日朝関係者に現状を聞きました。非公式交渉は18年7月のヴェトナム・ハノイが最後です。日本からは北村滋内閣情報官(当時)、北朝鮮側は統一戦線部の金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線策略室長。安倍首相は19年条件なしの首脳会談を主張しましたが、北朝鮮側は日朝平壌宣言に基づく条件を出しています。
菅総理「(会議の)総合的、俯瞰(ふかん)的活動を確保する観点から今回の任命について判断した」。官僚悪文で言語不明。99人を任命して6人を任命しなかった説明になっていない。判断基準を丁寧にわかりやすく説明できない首相に、コロナ禍の問題を国民に向けて発信ができるわけがない。
▼自民党総裁選。どの候補者も政権の「最重要課題」だとする拉致問題について、現実的に解決へと進む具体的政策を語らない。安倍路線しかないと思っているのだろう。明日で小泉訪朝から19年。なんの成果もなかった原因と打開策を語るべきではないか。
ようやく来ましたアベノマスク。緊急事態宣言が全国で解除された翌日の到着です。感想は「KY」。全国にはまだまだ届いていません。沖縄からはすでに届いています。
藤田省三さんの「デモクラットの精神」。「デモクラットでない者はマルクス主義者ではありえない」。デモクラットとして生きることは、口ぶり(言葉)、そぶりに現れます。 https://t.co/w5CvhKEOTF
参議院本会議。北朝鮮問題を問われた安倍首相は「拉致、核、ミサイル問題を解決して国交正常化を求める方針に変わりはありません」と、いつもの公式答弁を繰り返しました。ところが。特定失踪者家族のなかに「国交正常化」という言葉を使うことを執拗に攻撃する者がいます。結果的な安倍政権批判です。
バイデン大統領が誕生すれば北朝鮮政策は、オバマ時代のように「戦略的忍耐」路線に戻るのだろうか。トランプ大統領のような前のめりの行動はしないだろう。拉致問題にも関心があるとは思えない。日本政府は原点に戻り、独自の課題として行動することだ。「日本人妻」、残留日本人の一時帰国を求める。
政府認定被害者の田中実さん生存が北朝鮮側から伝達されても6年間無視。1ミリも譲らないとは、国内向けに威勢だけはいいですが、現実政治においては結局解決を放棄した路線なのです。外交ではありません。 https://t.co/BMtINjMzhs