はい、一つの解答としては、われわれが認識している江戸時代は初期も末期も同じセットと衣装で描かれる「時代劇時代」だということです。実際には江戸末期の日本はかなり変貌しており、それと明治時代の落差は極端なものではなかったのではないかと。画像はいつものみなもと太郎先生。 https://t.co/x9ZoPrgLCr 
   来年1月早川書房より刊行の『大江戸奇巌城』!(画像は捏造です)念願の伝奇チャンバラ、美少女時代劇! キャラクターデザイン&装画は猫月ユキさんです。
「さぁさぁ、評判評判評判! 花のお江戸の大騒動、異国まで巻きこんだ陰謀があったをご存じか。怪しの一団、八百八町に蠢きしを知らないか。 
   明治の法廷ドラマ。武田交来作・大蘇芳年画『冠の松真土の夜暴動』より。地主と農民の土地訴訟とそのあとの暴動事件。『明治殺人法廷』はこの10年後゛らいが舞台なので、だいぶ変わっているか。裁判官も代言人もみんな和服。玉川重機さん、お手数かけます。 
   井上とさず先生のペンタッチ比較検討を見てて思い出した手塚治虫『漫画教室』。この往年の漫画家たちの画風模写のマニアックさ! 手塚先生はまず漫画オタクだったのだとわかる。ただし3枚目左端最下段の3コマは架空の漫画家です。 
   実は4コマ漫画は「起承転結」を単純に当てはめるものでないことは、昭和20年代に手塚治虫が指摘しています。「起・承・承・転結」だと。『漫画大学』より。字面にだまされてはいけない好例。 https://t.co/Va67IzEFAS 
   これはいいと思います。「一本の映画みたいな漫画」、大阪時代の手塚治虫の赤本がまさにそれですね。僕に絵が描けたらまずやりたいのがそれです。 https://t.co/ru8NQYSwHu 
   つげ義春の傑作連作ミステリ漫画『四つの犯罪』(小学館クリエイティブ復刻版)。初読の二見サラ文庫版は白黒だったけど、とにかく強烈な印象で、というのはここに描かれたような都市風景が、僕の十代のころにはかろうじて残っていた。これが僕の探偵小説イメージに繋がっている。今の人には別世界かも 
   もう一週間たっちゃったコミティアでの収穫の一つ、やんむらさん@yanmura「徘徊女子 美里さんは甘え方が変6」、前作で、他人とのやり取りで奇妙な反応ばかり示してしまう妹の不器用さを知った新米の兄。そこへ現われた彼女のクラスメートが温かい結末へ導く。奄美加奈ちゃん、ありがとう。……奄美? 
   清瀬赤目さん@_akameの先のコミティアでの発表作『怪異事件帖ひゅうどろ』読。本文72ページの大正怪奇文芸鬼譚。アマチュア時代から一枚絵の中に「時代」と「物語」を封じこめてきた名手が自主制作した力作です。その可愛らしい絵柄と画技はすでに知られているが、その本来の指向がはっきりと示された