左東武之先生の『木崎少年のほろにが喫茶巡礼』に登場する川居寿理がマイベスト漫画ギャルですね。コーヒー店通いをして大人ぶりたい主人公を軽く越してゆく喫茶通。こんな相棒がいたら最高ですよ。
#昭和設定で小説や漫画を書こう に関して「昭和と言っても長い」というお叱りがあるのは、つまりこういうことです。本来ならきめ細かに分類される江戸時代が、みなもと太郎先生のこの指摘のように「時代劇時代」としてひとまとめにされてしまう。昭和はもはやその域に来ているのではということです。
みなもと太郎先生は「ドカンの積まれた空き地」もまた、時代劇の中にしかない「お江戸」のような「マンガだけの『風景』」になったのかもしれないと指摘している。
ミステリにおけるキャラ立ち、キャラ読み問題を言うと、必ずシャーロック・ホームズの名が挙がるし、僕の偏愛する「思考機械」など極端なキャラ設定ではある。ただ、彼らは常に「事件」「物語」と強く結びついたうえでのキャラ描写なのです。そこから離れた「日常」の拡大が90年代の特異現象なのです。
1950年生まれ71年デビューの和田慎二先生と1959年生まれ81年デビューの竹本泉先生を少女漫画に向かわせた、当時の少年漫画のあきたりなさ、行き詰まり感とはどんなものだったのか。この時期の少年誌のことはよく知らないが、具体的にはどんな作品、どんな作風が主流だったのだろう。ご教示乞う。
そうだ! 日本には「パクリミッキー」「インチキミッキー」という海賊版の伝統がある。版権フリーになったのなら、これを日本でアニメ化すればいい! 最後のなんか戦前の名漫画家・謝花凡太郎の作品ですよ。 https://t.co/TS9q80xnlr
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あたらしたかかず「ボクの11人(イレブン)」。こんなフェミニンな外見(サッカー部のマネジャー時にはツインテール)なのに男言葉でボクっ娘なのが予想外だった。物語もアンチクライマックスで煮え切らないところにユニークさを感じる。男性少女漫画家が描く「少年の瞳(魂)を宿した少女」の魅力。
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あたらしたかかず「夢を食べて……」デビュー第3作?で、目次掲載は小さいが21頁。可愛い女の子と非マッチョ男の子の恋物語と思ったら、いや現にそうなんだけど、ヒロインが彼の部屋に不法侵入するわ文通相手とのデートを変装して尾行するわの重篤ストーカーで笑う。この娘も少年の魂を持っている?
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ゆえあって和田慎二先生「快盗アマリリス」(『怪盗アマリリス』の原型短編)を再読してるんだけど、省略話法の巧みさに驚いてる。少女怪盗の椎崎奈々は活動休止中に実家のある町に帰り、そこの高校に転校。町ぐるみ国ぐるみの陰謀に気づくんだけど、このページにご注目ください。眼鏡の女の子は(続)
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比佐脚本ですから犯人を変えてあるはずですが、この八つ墓村の凄いのは「金田一耕助が多治見辰弥に化けて村に乗りこむ」設定。原作では冒険の主体は辰弥で、金田一は傍観者兼解説者に過ぎない。それを合体させることで千恵蔵主演の探偵ヒーロー映画にした。さすが東映京撮のヌシと呼ばれた脚本家。 https://t.co/q6Bcl0kgJt
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