「神の代理人」(1975 塩野七生)
ローマ法王4人の史実を元にした歴史小説。平野耕太「以下略」(2009)25話p8で著者名が挙げられている。
HELLSING1巻p116 アンデルセン神父「我らは神の代理人」の元かもしれないが、ローマ法王や聖職者を神の代理人と称するのは普通の事なのでこれが元とは言い切れない
「紅い眼鏡」(1987)
ケルベロス解体により逃亡した隊員が主役の実写映画。
34分~ 政府から禁止されている立食い蕎麦屋にて、とんびコート姿の元ケルベロスのメンバーと主人公が再会する
多くの同胞が失われた話が、2点以外全て消されたお品書きで暗喩されている
平野耕太「大同人物語」8話と似ていた
「犬狼伝説 - Kerberos Panzer Cop」(1988)
典拠は前述の通り、平野先生が飛行船の元の一つとして挙げた漫画。上下二巻。飛行船は上巻p106~27に少し登場するのみでそこまで存在感がない
HELLSING6巻p83とOVA6巻4分28秒
絵としてはOVAの方が似ている。
↑のドメル司令は敵のトップ、デスラー総統の配下でマクスウェルと似た立ち位置。それ以外でマクスウェルとの共通点は見当たらず
HELLSING8巻p169 少佐の座席右側から拳銃が出てくる。↑はリモコン操作ではないので他に本歌があるのかもしれないが今の所判断できない
トルメキアの皇女クシャナの声優はインテグラと同じ榊原良子で、優秀な軍指揮官にして自らも戦い、人望も厚い
4巻p83 部下達を抱えながら蟲に殺されるのを覚悟して言う「お前が私の死か」はHELLSING9巻p154「お前が俺の死か」の元と思われる
(アニメ映画の内容は原作序盤のみで、この場面は無い)
7巻p198 ナウシカ「私達の身体が人工で作り変えられていても、私達の生命は私達のものだ」
HELLSING9巻p196-7、10巻p111の少佐の台詞と少し似ていた。関係の有無は判断できないが一応載せておく
ナウシカは、人類には争いを起こしてしまう負の側面も必要だと主張し、新人類を代わりに繁栄させる発想を否定する。
7巻p211-2 ナウシカは巨神兵(旧人類の巨大兵器。中盤で仲間になる)に新人類の卵を握り潰させる。
HELLSING9巻p25 聖釘の刺さった心臓を握り潰す様と少し似ていた