凶星の漫画家 徳南晴一郎『怪談 人間時計』
『カリガリ博士』のようなコントラストの強い歪んだ世界。
これが1962年に貸本という媒体で発表された事に驚く。
なんでか同タイトルで、まんだらけの美少女店員の緊縛写真集も出てました。
これのひと昔前の漫画と比べると、まさにニューウェーブだったのだなぁ。
同時期にひさうちみちおとか伊藤重夫とか山田双葉とかもいたわけだが、奥平衣良が一番徹底していたと思う。
もしかしたら、こうでしか描けなかったのかもしれないけど。
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漫画を例に取ると、商業としてはまだ過渡期の時代、遷移の過程では多種多様な表現があるなぁと思います。
辰巳ヨシヒロ
つげ義春
鈴木翁ニ
林静一
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サンデーのホラーコメディ、コノシマルカ『写らナイんです』に出てくるお父さん(の霊)が、とっても日野日出志っぽいんだけど
引きこもっていい加減で適当な雑飯ばかり食べてるのに健診の数値では向上していて、違う意味のいい加減で適当だったのかと
納涼怪談といえばウィリアム・フライヤー・ハーヴィーの『炎天』ですね。
日野日出志『うろこのない魚』のほか、楳図かずおや水木しげるの翻案もあったと思う。
「まったく息詰まるような暑さだ。これじゃどんな人間でも頭が変になる」
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巻頭の新連載『ロックンロール物語』もツッコミどころが多いんだけれども。
主人公が紅一点バンドなのはジューシーフルーツとかシーナ&ザ・ロケッツをモデルにしたんだろうか。バンド編成からするとザ・ヴィーナスかな?
しかし作者はシンセポップが嫌いだった模様。
しかし。プロの漫画家は凄いね。
毎週とか毎月、こんな作業をしているのか。
映画でいったら、監督、脚本、美術、カメラ、演技、全部やってるようなものじゃないの。
で。気づいたけど、webで公開してる漫画って横組みに直してるのね。
スマホでも読めるよう文字の大きさも調整しているのかな?