つげ義春の不条理漫画の代表作といえば『ねじ式』だけど、夢のような感覚は『コマツ岬の生活』『ヨシボーの犯罪』『必殺するめ固め』等の方が強い。
コラージュの過程を経ず、夢の記憶をダイレクトに作画したかのようだ。
夢をこれだけ巧く描いたのは、映画や文学に於いても比肩し得るものがないと思う
中国交正常化を記念して上野動物園に二頭のパンダが寄贈された翌年1973年、パンダフィーバーに便乗して一つの漫画が発表された。『パンダラブー』。作者はさいとう・たかを、辰巳ヨシヒロらと共に劇画工房を牽引した松本正彦。
が、そこに居たのは豚鼻出っ歯の奇妙な(可愛くない!)パンダだった…。
ハロウィンというのもあくまで子どもが楽しむ行事で、いい大人が羽目を外して狼藉を働いていいものじゃないと思うんだけどな。