なんかもう、この人は才能とかセンスとかじゃなくて、時代の空気を読んだっていうそれだけだと思う。なんとなくクリスタルなアンニュイな空気感。
と詠ったボードレール(『パリの憂鬱』)は、終生ほぼパリから離れる事は無かったわけで、漂泊の思いを度々口にし寂れた温泉地を足繁く旅して回ったつげ義春も調布に住み続けている事を考えると、『此処では無い何処か』というのは山のあなたの空遠く、何処にもなく直ぐ其処にある、というものなのか。
川崎ゆきお『恐怖!人食い猫』
この作品も悪夢的だな。
現実世界に嫌気が差した少女、ある日、学校をサボって入った喫茶店で猫の顔をした女を見る。後をつけていくとそこは猫の町で…。
やがて悪夢は現実に侵食死始める。現実が悪夢に。
果たして少女は自身のモラトリアムを克服出来るのか⁉︎
すごくお寿司が食べたくなった事があって、伊勢佐木モールを端から歩いていったんだけど、夜の10時を過ぎていたからやっているお店がなく、ふと目についた肉寿司の看板につられ。
美味しいけど高いのよな肉寿司。
あとから磯丸水産行けば良かったじゃん!って気がついた。
美味しかったけど。肉寿司。