本棚の気になる…
『離婚時代』芥真木・作/ひびきゆうぞう・画 80年 小学館
女性セブンに8年間にわたって連載された、羽島とルイ子の別れさせ屋シリーズ。
昭和の終わり頃の社会や結婚事情がよくわかる全31巻?(我が家にあるのは10巻まで)
原作者の芥真木は70年COMで雑誌デビュー。
本棚の気になる一冊を紹介
『桃花流水』藤田あつ子 89年 秋田書店
チャイニーズサスペンス煌如星シリーズ(全12巻)
清朝のみやびと推理が同時に楽しめる。
デビューは86年…… もしかしてこのシリーズの第1作がデビュー作⁈
本棚の気になる…
『激濤』矢口高雄 90年 小学館
(全3巻だが我が家には2冊しかない…)
津波の恐ろしさを描いたシリーズ。
谷口氏の描く水は生きていると、しみじみ思う。
氏のデビューは69年(ガロ)
1939~20年(81歳没)
思い出シリーズ?
夏休みにはいつもマンガを描いていた。
この頃からペンを使って書くようになったがまだ
完成させることは出来なかったようだ。
本棚の気になる一冊を紹介
『シンデレラ特急』松本洋子 84年 講談社
なかよしに連載されたロマンチックサスペンス。
陰謀渦巻く王宮に招かれたヒロインの、恋あり幽霊ありの冒険譚。
こんな楽しい話が埋もれてしまうのは惜しい…
本棚の気になる一冊を紹介
『空の食欲魔人』川原泉 84年 白泉社
デビュー作『たじろぎの因数分解』(83年 花とゆめ増刊)を含む初期作品集。
まったりロジカルなセリフ回しが楽しい川原ワールド♡
タイトルからしてユニークでインパクトがある。
ファンシーなメルヘンを堪能できる一冊を紹介
『109ばんめのぼくの姫』めるへんめーかー 80年 白泉社
PNを見てわかるようにメルヘンに全フリした作家。
デビューは78年。
ハヤカワやコバルト文庫等でイラストレーターとしても活躍。
気になる一冊を紹介
『レディに捧げる殺人物語』名香智子 88年 角川書店 (初出 85年ASUKA)
フランシス・アイルズのミステリーのコミカライズ。
原作の雰囲気を見事に再現。
本当に、魅力的なクズ男を描かせたら彼女の右に出る者はいない。
気になる一冊を紹介
『ネメシスが矢を放つ』森谷幸子 79年 スタジオ・シップ
自殺未遂者を集めて始まるデスゲーム。
ミステリアスな表題作の他、危険な恋や儚い夢を散りばめた作品集。
作者のデビューは69年。
水野ロマンの流れをくむ実力派。
70年代フレンド系で、その後レディースでも活躍。
本棚の気になる一冊を紹介していきます
『愛は時空を超えて』佐伯かよの/シャロン・サラ 2009年 ハーレクイン
ハーレクインには珍しいタイムワープもの。
子供達を守るため誘拐犯と戦うヒロインが凛々しい。
愛とサスペンスが詰まった一冊。