水野英子特集その2
『星のファンタジー』(再掲) 68年 朝日ソノラマ
水野さんの作品の中で、どうしても紹介しておきたい一冊です。
『トゥオネラの白鳥』や『みかげ石』等初期の珠玉の短編を集めた作品集。
中でも『カーニバル!』(63年 なかよし増刊)が素晴らしい。
4枚目の右はネタバレ注意。
字だらけのちゃうネコ日記ですみません。
(いちど状況を説明しておきたかったので)
明日からは手持ちのイラスト集を紹介していきます。
昔、友人のツテで手に入れたお宝本を紹介します。
1:付録の表紙はマンガ以外が流行っていた(おしゃれ?)
2の左・3の右:『銀の谷のマリア』松本晟 S33年 少女クラブ 4月号付録(三人集)
3の左・4:『黒ばらのひとみ』松本あきら 表紙イラスト/内藤ルネ S33年 少女クラブ 12月号付録
昨日の続き。
やがて青年誌や少年誌にも活躍の場を広げていくが、そこでも衝撃的な愛の物語を発表する。
『初恋 白い少年』(70年 漫画アクション 双葉社) 作品選集(3)に収録
両親を殺されたショックで人形と化した少女(12歳くらい?)を、殺し屋の少年は保護しプラトニックに愛する。
あすな氏のマンガのタイトルには白が付くのが多いと気がついた。
『6頭の白い馬』とかも紹介したかったけど今回はここまで。
60年代の少女誌で活躍した男性作家の一人、芳谷圭児。
癖のない丁寧な作風で、りぼんカラーシリーズの『愛と死を見つめて』(65年)などの感動ものが印象に残っている。
『ハムレット』69年 ジュニアコミック(表紙イラスト/水野英子 再掲)
少女マンガではないが、叙情派の男性作家ときたらこの方は外せない。
昭和の絵師と言われた上村一夫(86年没 享年45歳)
『同棲時代』『修羅雪姫』など名作は多いけれど私の一推しは
『凍鶴』ビッグコミック 71年〜80年 不定期連載
花柳界に生きるヒロインの悲哀と意地がひしひしと伝わってくる。
曽祢は若い頃(73年〜81年)旺文社の学年誌(主に中二時代)でお仕事をしていました。
当時の中二時代が一冊だけ記念にとってあります。
『中二時代』78年2月号
『バレンタインカード』
右から 曽祢まさこ/牧野鈴子/中沢信/しらいしあい
『学園ラブ番外地』
明るいラブコメ、他愛のない恋のすれ違い。
『学園ラブ番外地』のラスト、どうまとめたのか全然思い出せなくて、気になって仕方がないのでとうとう昔の刷りだしを引っ張り出してきた。
4回連載(15p×4)の最初と最後のページを紹介。
無事に誤解が解けて2組のカップル誕生、良かったね♡の世界。
これでスッキリと思ったら…
なかよし初期のコメディ作品の中からお気に入りを2作紹介します。
『パパは高校生(スクールボーイ)』76年 別冊なかよし1月号
深夜テレビで見たアメリカのコメディ映画がヒントになったのは覚えているが、それ以上は記憶の彼方。
『それはキスではじまった』76年 なかよし5月号