昨日の続きです
1:扉の刷りだし(印刷見本)と下絵(鉛筆画)
3:8ページ目のネームとラフ画
4右:8ページ目(3の右を採用)
左:台紙として挟んであった一枚は千一夜の失敗原稿だった!
そういやあの頃、アルンハイムの話をもう一作描いたと思い出し
昔の刷りだしを引っ張り出してきた
『銀の森のロマンス』75〜76年 中一時代(旺文社)
中世のアルンハイムへタイムスリップした中学生のリナと弟のルカ
(前回の)続きです
チゴイネル(ジプシー)に紛れて城に乗り込んで、
さらわれた娘さんを助け出し、ついでに悪王を倒すというお話。
それは良いのだが
3:連載3回目の8ページ目にとんでもないものを見つけてしまった
右下に注目
アルンハイムについてまとめてみました
(電子書籍『アルンハイムの姫君』に収録予定)
2:そね印同人誌 左:ネタバレ注意の最終ページ
4『オルティスの悲劇』刷りだし
切り抜きシリーズ・昭和のニューウェイブを紹介
『大さわぎのウェディングマーチ』遠藤淑子 85年 別冊花とゆめ 白泉社
決してうまいとは言えない絵だが味がある
何よりユーモアとペーソスに溢れた物語の世界に引き込まれる
切り抜きシリーズ・昭和のニューウェイブ
『OH!マイ兄貴どの』森脇真末味 78年 プチコミック 小学館
絵もお話も力強く説得力がある
ただ骨太すぎて、少女漫画のフワフワ感が好きな人には敷居が高いかも⋯⋯
切り抜きシリーズ・昭和のニューウェイブ
『ありすスマイルるりの風』
眉村千恵子(デビューは79年) 80年 少女フレンド
男の子はカッコよく女の子は可愛い
王道学園青春ものの佳作
80年代になると、それまでややマイナーだったロックやバンドが
少女達のあこがれの対象に!
あちこちから昔の切り抜きが出てくる
もちろんバラバラの未整理💧
本棚の端で埃をかぶっていた緑のファイルの
切り抜きの間に挟まっていた一枚の紙
ただの落書きなのだが⋯⋯⋯
裏(表?)は千一夜のネーム、これはバルトレス編か?
切り抜きシリーズ
とっても昭和なハートフルストーリー
『利平さんちのおばあちゃん』法月理栄
78年 ビッグコミック 小学館
作者の曾祖母や祖母をモデルにした主人公の
おしげさんがかわいい
その後シリーズ化された
切り抜きシリーズ
ホラーなレディースを紹介
『GIFT 〜贈り物〜』宮崎明子 08年 家庭ミステリー ぶんか社
子供が親を選べないように親も子供を選べない
抑えた表現が返って怖いドメスティックサスペンスの秀作
本棚の気になる一冊を紹介
『バースディプレゼント』宮脇明子( 89年マーガレット連載) 90年 集英社
緻密に組み立てられた極上のサスペンス
㊟ 前述の宮崎さんとは別人です
『ヤヌスの鏡』等のミステリアスな作品で知られるが
デビュウは76年なかよし 軽快なラブコメだった
宮脇さんをもう一冊
『水晶宮の夜』宮脇明子 96年 講談社 コミックス
この作品集に収められた短編
『黄泉に走る⋯』(初出 88年 STスペシャル4月号)
がトラウマ級の恐怖で忘れられない