本棚の気になる一冊を紹介
『空の食欲魔人』川原泉 84年 白泉社
デビュー作『たじろぎの因数分解』(83年 花とゆめ増刊)を含む初期作品集。
まったりロジカルなセリフ回しが楽しい川原ワールド♡
タイトルからしてユニークでインパクトがある。
本棚の気になる一冊を紹介
『シンデレラ特急』松本洋子 84年 講談社
なかよしに連載されたロマンチックサスペンス。
陰謀渦巻く王宮に招かれたヒロインの、恋あり幽霊ありの冒険譚。
こんな楽しい話が埋もれてしまうのは惜しい…
昭和の気になる雑誌を紹介
「千一夜」の(第一部)最終回の載った、なかデラが出てきた!
『なかよしデラックス』80年 11月号 講談社
『不思議の国の千一夜』
これで終わりではなかった
まさかこの後、番外編(バルトレスの巻)だけでなく『やっぱり編』『とにかく編』と描き続ける事になるとは…
新年号だけどXマスな本が出てきた!
『なかよしデラックス』 81年 1月号 講談社
『闇に消えたクリスマス』
195p一挙掲載って⋯
若いとはいえ無茶をやるものだ
作画の1ヶ月は地獄だったらしいが、幸い記憶は吹っ飛んでいた
ちなみに妹も描いている
ホラーシリーズ・松本洋子特集
かわいい絵柄でしっかりホラー
『黒の迷宮』84年 講談社
『ばらの葬列』86年 同
デビューは75年。
20年以上に渡り、なかよしにミステリアスな作品を描き続けた。
〜明日に続きます〜
なかよし時代の自作紹介。
厳しい残暑に負けないよう、ゾッとするホラーな話をーー
『金のベールに銀の針』なかよし 1981年8月号
美しくて怖い話をと考えた記憶があります。
予告カットも切り抜いてとってあった。
明日に続きます。
気になる一冊を紹介
『レディに捧げる殺人物語』名香智子 88年 角川書店 (初出 85年ASUKA)
フランシス・アイルズのミステリーのコミカライズ。
原作の雰囲気を見事に再現。
本当に、魅力的なクズ男を描かせたら彼女の右に出る者はいない。
マーガレット黄金期の作家達
池田理代子特集(一部再掲)
デビューは67年。
『ベルサイユのばら』(72年 週マ連載)のヒットで不動の地位を築いた。
『おにいさまへ…』89年 中央公論社(初出 週マ 74年連載)
上流の私立女子高の生態(ソロリティ!)が興味深い。
アニメも面白かった。