お宝紹介。
『まだらのひも』は昭和31年『銀の花びら』は33年、共に少女クラブの付録です。
60年前に近所の古本屋で1冊10円で売っていて、お小遣いの許す限り買い込んでいました。
ちなみに『まだらのひも』は出しっ放しにしていて『古い汚い本が〜』と妹に捨てられそうになった事がある…
貸本屋は小学生の頃から、古本屋は中学、高校生の時によく利用しました。
当時はまだ貸本屋があちこちにあり、中には新刊書店や駄菓子屋とかと兼ねている所もありました。
伊勢市中の本屋を、時には自転車で巡ったものです。
そのほとんどの店が今はもうありません。
志摩に聞いたら
『オズマ隊長!うわーなんかすごく懐かしい。そういえばそんな事あったのぼんやり覚えてるけど… 新聞をどうやって手に入れたか全然思い出せない』と言っていた。
『うちもサンケイ取らないかなあ』
とかなりしつこく言っていたみたいです。
そういえばあの頃、映画を観ているとよく隣の席の男が手を出してきた。
防御用の大きめの紙袋は必須だったな。
『男は外に出ると7人の敵がいる』なんて言われていたが、こっちは絶対に七人以上の痴漢や変態と戦っていた気がする⋯
これはその一幕。
お宝紹介。
手塚さんの少女クラブの付録2冊。
『みどりの真珠』S33年
『リボンの騎士』S28年
これも友人のツテで手に入れた物。
奇蹟的に綺麗な本なので中を撮るのは苦労しました。
『みどりの真珠』はリアルでは未見でしたが『エンゼルの丘』のプロトタイプのような話で雰囲気がとても懐かしい。
お宝紹介。
『走れチェス』はS36年リボンの付録、『ママのバイオリン』はS33年少女クラブの付録。
2冊とも同じ時期に同じ店で買ったけど状態は正反対。
『チェス』は新品同様(今もきれい)
『バイオリン』は角は欠け裏に名前まで書いてある。
でも同じ10円でした。今も同じように懐かしい…
貸本マンガの読者コーナーにカットを送ってせしめた原画の一部です。
1枚目・村田よしか(若木書房)
2枚目・私には赤松セツ子と牧かずまの見分けはつかない💦
二人はご夫婦で合作もされたとか(若木書房と思われる)
3枚目・池川伸治(太陽プロ?)
マリーとネコさんのクリスマス、なんとか間に合った。
これから年末にかけてはコミケの本作りに集中するので、これが今年最後の書き下ろしになります。