宮脇さんをもう一冊
『水晶宮の夜』宮脇明子 96年 講談社 コミックス
この作品集に収められた短編
『黄泉に走る⋯』(初出 88年 STスペシャル4月号)
がトラウマ級の恐怖で忘れられない
続・杉本啓子特集
70年代に入るとミステリーやホラーが多くなる。
研ぎ澄まされたネームが主人公達を追い詰める。
1の右と2:『わなにおちた花よめ』
原作/松本香鶴 71年 別フレ
1の左と3•4:『リタ!だれを待つ』
84年(初出76年 週フレ) 講談社
昭和の気になる一冊
『フリージアの恋』池田理代子 76年 若木書房
初期作品集 67年デビュー
水野英子の影響が大きいがしっかりした構成で読み応えがある。
2・3:『ローラの初恋』初出 69年マーガレット増刊
水野ロマンの華やかさと可愛らしさを受け継いだ秀作。
4:『この空の下に』68年 週マ
自作掲載ホラー誌を紹介
『ホラーハウス』表紙イラスト/篠崎佳久子 88年 大陸書房
2:『呪い髪』曽祢まさこ
3:『シルフィードの罠』竹崎真実
拒食症を描いたショッキングホラー
4:『次号予告』
そねのぬり絵紹介・その3
『カイとマリーのるんたった』
そね印同人誌『マリーちゃんの時間 第十集』(04年)の4コマ劇場の扉絵にCGでカラーリング
少しづつ楽しく塗っていたら一年近くかかってしまった💧
気になるりぼんの付録を紹介
『どろんこ天国』山内竜臣/表紙イラスト:岸田はるみ
S34年 りぼん7月号付録 集英社
貧しい少女の作文がコンクール入賞し映画になる。
その後、病に倒れ全国から励ましの声が届くが(小学校)卒業寸前に天国へ。
実話に基づく感動ドキュメンタリーマンガ
4:解説マンガ?
本棚の気になる一冊を紹介
『バースディプレゼント』宮脇明子( 89年マーガレット連載) 90年 集英社
緻密に組み立てられた極上のサスペンス
㊟ 前述の宮崎さんとは別人です
『ヤヌスの鏡』等のミステリアスな作品で知られるが
デビュウは76年なかよし 軽快なラブコメだった
妹(志摩)に「ホラー特集ならこの人を是非」とプッシュされた作家を紹介。
読めば背筋が凍る心理ホラーの名手です。
『嗤う花』円山みやこ ホラーM 95年 ぶんか社
人の業(ごう)や歪みを不気味な虫で表現する事が多いので、苦手な人は要注意!
この短編集の5作のうち最初の3作がそれです。
ホラーシリーズ・宮脇明子特集
一番怖いタイトルは…?と本棚を見回して目に止まったのがこれ。
『今宵おまえののど笛を』96年 集英社
ビジュアル系バンパイヤミステリー
イメージピッタリの美青年吸血鬼人形(DOLK)を見つけた!
諸星さんをもう一冊
『アダムの肋骨』諸星大二郎 78年 奇想天外社
青年誌に発表した男と女の寓話が興味深い
ホラー味強し
表題作も強烈だが『男たちの風景』の異様な星の風景が忘れられない