昭和の悪役令嬢を紹介
悪役令嬢ものがブームな今、思い出すのは…
『学生たちの道』西谷祥子 68年 週マ
アルバート(主人公)にいじわるの限りを尽くす高利貸しの娘ザザ
見事な悪役っぷりに助演女優賞をあげたい
それにしても贅沢な濃ゆいドラマだったな…
10年近く通い詰めたので、貸本屋や古本屋に関するエピソードはいろいろあります。
その一部を紹介がてらマンガにして見ました。
ただ記憶が曖昧で多少想像で補っています。
近くの貸本屋は妹も利用していたので聞いて見たら、具体的な事はかけらも覚えていないとの事でした。
昭和の気になる作品を紹介
『ごきげんふたごちゃん』大和和紀 71年 若木書房
(初出68年 週フレ 初連載)
絵もお話もとにかく可愛いラブコメ♡
この初々しい作品が(7年後の)怒涛の大正浪漫ラブコメ『はいからさんが通る』の原点かと思うと感慨深い。
昭和ではないが宝塚のコミカライズの逸品を紹介
『銀の狼』画:さいとうちほ/原作:宝塚歌劇団 00年 小学館
銀髪の殺し屋と暗殺された大統領の娘の縁。
4:『彷徨のレクイエム』
ロシア革命に散った皇女アナスタシアは生きていた?
『妖精旅行』増刊なかよし 77年
なかよしでの初めての連載です。
ノスタルジックな2色カラーの、この扉絵が実は大のお気に入り。
原画よりもやわらかい雰囲気で内容に合っている。
4枚目の右は連載1回目の1ページ目(人形やクマは妹の絵だ!)
明日に続く。
ホラーシリーズ
『誰かがいる』84年
『遊ぼ‥‥』85年 坂東江利子 集英社
デビューは72年りぼん増刊
元気なラブコメで活躍した坂東さんにはホラーの秀作も多い。
特に『遊ぼ‥‥』(S60年りぼん)は無邪気な子供の声が地の底から聞こえてくるようで怖い。
お宝紹介。
長らく実家の本棚にあった70年代前後の雑誌。
私や妹が家を出た後、小さかった姪っ子たちの襲撃にあい落書きだらけの悲惨な姿に…
ほぼ無傷だった奇跡の一冊、1967年の少女フレンド。
姪っ子たちの襲撃からは逃れたが経年劣化は避けられず、ページによっては裏写りがひどい。
半世紀前のりぼんの状況を少し紹介します(一部再掲)
71年りぼん9月号予告/71年りぼんコミック3月号予告
2:綺羅星の如き面々
3:コミックスCMページ 69年/73年
4:りぼんコミック69年3月号の予告に珍しい名前を見つけたので紹介。
右下に注目。
そういや私は2色の独特の雰囲気が好きで塗るの楽しかったけど、妹(志摩)は2色が苦手だったみたいだな…
と、よく手伝わされたのを思い出した。