これは触れている作品に偏りがあるからなんですけど、好みの作人に触れていくと、作品のメタメッセージがおおむねこういう話に帰着してくる感じがあり……。
それで、FSSに戻ると、16巻で神々の(つまりクリエイターの)干渉を受けたラキシスは、神々への抗い、高貴なる抵抗、マジェスティック・スタンドを口にするわけで、「ファティマたちの希望」というのは被造物としての希望、キャラクターを救う存在という話になるわけで。
背徳漢『東方睡姦8-すやすや中の飯綱丸龍へのお礼参り-』徹夜明けで昏睡する龍さんが徹夜の原因となった無反省部下に大変なことをされてしまう話です。先日開催された 今夜勝ちたい!夜の東◯同人トークライブ vol.1「東○と催眠」 での共演結果がバキバキに反映されていてよかったです。
攻殻機動隊をつい改めて読みふけってしまったんですけど、1巻最後の「ネット」って、コンピューターネットワークとかではなくて、縁とか、極大の宇宙から極小の微細構造に至るネットワーク構造とか、パラレルな多重宇宙像の世界線分岐構造とかのことなんですよね。
このあたりは、儚月抄でのレミリアと咲夜とのやり取りでも表現されている話でもあり……。
智霊奇伝、妖怪の山が噴火してるわけですけど、一応、序盤で前フリはされてるんですよね。そして、その会話の中で、(地底に・心の中に)溜め込まれたものが吹き出して世を覆う(闇・夜をもたらす)というのは紅霧異変の話も同じ、という話がされているという。
智霊奇伝、当該の会話で、「あの世に行って帰ってくること」が輪廻転生では、と述べられていて、これは、七夕坂や夢違のように「あの世にいって何かを持ち帰ること」が創作行為であるし、そこで生み出されたものがやがて形を失いあの世に帰り、また創作で生まれてくるという話を説明してるんですよね。