「出島蘭館日誌」(村上直次郎譯 上巻昭和13年2月 中巻昭和13年8月 下巻昭和14年5月 文明協會刊 A5判函上巻392頁 中巻473頁 下巻422頁)
・扉、序 
   新連載「ザ・ムーン」(ジョージ秋山 週刊少年サンデー1972年3月26日号)
感想を書いて送ると肉筆色紙が抽選で30人に当たるので
何処かに眠っているか
オークションか
まんだ●けにあるのかも 
   また同号には
「七色の毒蜘蛛」(日野日出志)もカラー扉絵で掲載されている
※ 「週刊少年サンデー」(1971年3月14日号) 
   「告白」(ジョージ秋山 週刊少年サンデー1971年3月14日号)
近年、単行本になっているが諸処、名前や表現が改訂されているので
オリジナルで当時読んだ禁忌感の低下は少なからずあるかも 
   「別冊少年マガジン」(昭和46年(1971年)6月号 B5判494頁)
また、この当時、巻末数十頁を使い
こんな形で、ちょうど新書判単行本一冊分を掲載するような事をされていた
※「狼小僧」(白土三平) 
   「禁じられた戦史 義号作戦 -還らざる空挺隊員-」(原作/千田夏光 画/池内誠一 別冊少年マガジン 昭和46年(1971年)6月号 B5判494頁)
笑える要素の一切無い戦記劇画 
   「ああ青春」(横山まさみち 別冊少年サンデー昭和44年(1969年)1月号 B5判)
劇画家になりたい少年は若き日の山田参助先生を彷彿とさせる
少年のお父さんは古川ロッパのようだけれど
まだ、オットセイは出てこない
50年以上前の作品 
   「白狼記」(池内誠一 別冊少年サンデー昭和44年(1969年)1月号 B5判)
第一章 戊辰戦争のラストでアイヌの兄妹が登場し次章が期待される
この号のみなのか確認できないが
64頁の連載はかなりボリュームがある 
   「白狼記」(池内誠一 別冊少年サンデー昭和44年(1969年)1月号 B5判)
榎本武揚の描かれ方もストーリー展開的には面白く
「体制側」という常に組織化につきまとう重層的な矛盾を感じる展開 
   「白狼記」(池内誠一 別冊少年サンデー昭和44年(1969年)1月号 B5判)
歴史上の人物を登場させて荒唐無稽なストーリーを展開する
今どきならば、創作にも関わらず「史実と違う」とか突拍子もないこと言い出されそうな土方歳三の描写や 
   「白狼記」(池内誠一 別冊少年サンデー昭和44年(1969年)1月号 B5判)
虐げられし者どもの描写も直裁で
表現も昭和の社会慣行、社会通念のまま