一番好きなのはベタに赤のヴァミリオことアンちゃん。「魔界最強四天王の一角なのに、ヘルクがギャグ漫画レベルで強いせいで霞んでしまう」「生真面目な良識人なせいで作中の全ツッコミ担当の苦労人」というポジで、後半は本来の超強キャラっぷりと頼もしさを遺憾なく発揮する良キャラです。
「狂人は狂人なりに、自分なりの筋を通せないヤツは最終的に敗北する」というのは物語の基本である。『Batman:Earth One』でナゾナゾを即答されても爆弾を止めなかった半端者のリドラーが史上最弱のバットマンごときに敗けたのもそのせいである。
ドラマで初めて露伴先生に触れたという人には「他人に背中を見られたら殺される化物に取り憑かれる」「ジャンケン勝負をせがんでくる小僧」「髪型を貶されると異常にブチキレるツッパリ」等の話も楽しんでほしいですね…。
『ジョーカー:キラー・スマイル』の螺旋状に展開するコマ割は『きりひと賛歌』で見たな…と思って検索してみたけど記憶より似てないな。
『闇狩り師』に登場する修験者・玄角はぱっと見爽やかな優男で中身もなかなかマトモなんだけど、石川賢版だとコミカルな小男として描かれている。基本冷静で山のような大男の乱蔵との対比を狙ったものか。
枕元にあった『キン肉マン』読み返してたらスグルvsパイレートマンが異常に面白い。パワーからテクニックまで総動員してなお地力を上回るパイレートマンを、オメガにはあり得ない思想を象徴するクソ力で越えてみせるスグルがカッコよすぎてねぇ。
ここ数日『ミスター・ミラクル』に脳みそやられてるので「留美さんは猫ちゃんが絡むとてんでダメだね^^まあそこがかわいいんだけど^^」とかいうおじさん構文より「反生命方程式に汚染されたのでは…」と心配しちゃうんだよな。
ゲテモノ系にあまり耐性がない人も『ダンジョン飯』を併読すればマルシルやカブルーの気持ちを追体験できてお得かも知れない(←?)。でもこういう飯は「何を食べるか」より「どう食べるか」が重要らしいのでカツレツとかで誤魔化さないで食材の形がまんまな食い方でガブッといけガブッと(他人事)。