「さようなら、ドラえもん」、普通に読んでてもいい話だけど、A先生とF先生、最初は両国の下宿でふたりで2畳の部屋、その後トキワ荘に移ってからも1年くらいはふたりで4畳の部屋で暮らしていたことを知ってから読むとラストのコマの味わいが違ってすごい
「まんが道」の読者が「あの意味深なシーンはなんだったんだ…?」と謎に思う、熱を出して激しく咳きこむ才野 「伏線回収を忘れてたのか?」って思ったけど、F先生のWikipediaを読んだら「上京したころ、当時死亡率第1位だった結核にかかったことがあったが、気力で回復したという」って書いてあった
寝てる写真を撮りあう満賀と才野 「こういうことするのって恋人同士だけじゃないんだ…」と勉強になったし、見てたら力がわいてきた(???)
私はこの「満賀道雄のいばれる相手は、弟の鉄郎だけだった……。」というト書きのところでいつも泣きそうになっちゃうんだよな
満賀は子供の頃に弟と野球をしてるシーンがある 「テニスボールで野球」というディティールから、おそらくA先生の実話だと思われる
この通行税のシーン、すごく既視感があるんだけどなんだっけ? ドラえもんの国境マーカーの話でこのやりとりがあった気もするし、他の藤子不二雄作品で見た気もするし、他の漫画家の作品で読んだことがある気もするんだよな はっきりと思い出せなくて気になる…
作画崩壊の話でよく出てくるこのキャベツ、実際は作画崩壊ではなく、「まんが道」の「ドッジボールのようなキャベツ」リスペクトの可能性が出てきた
「まんが道」のふたりが高岡にいる時代の話が好きなのは、私が経験したことがない「雪が身近にある暮らし」が描かれてるからってのは大きいだろうな