「まんが道」には満賀と才野がふたりで一冊の本を一緒に読んでる描写がしょっちゅうでてくるんだけど、私はこれを完全に漫画的な表現だと思ってたんだよね でも40代後半になったA先生とF先生がこの読み方をしてたんだよ…
締め切りを破った漫画の原稿について編集部から「オクルニオヨバズ」という電報を受け取ってショックを受けるシーンなんだけどさ、「二人で少年漫画ばかり描いてきた」をぺらぺらとめくっていたら「締め切りに間に合わなかった記念撮影」してたので声出して笑った あんたら実は神経かなり図太いだろ
花火で会社を火事にしてしまった記念の写真を撮る感覚、原稿を落とした記念の写真を撮る感覚に通じるものがある 写真を撮ろうと言い出したのはきっとF先生だと思う
テラさんの部屋にこけしが置いてあるな…って思ってたんだけど、A先生の若い頃の日記にテラさんの部屋に行った時に「彼女(?)から餞別にもらったというコケシと百羽鶴の箱」を見せられたという出来事が記してあった
あと鉄道の食堂車でF先生がうさぎ肉を食べたりしてるんだけど、肉が食べられないA先生は白アスパラガスを食べたり「じゃがいもおいしい!」とか言ってたので「まんが道」のこれを思い出してしまった
A先生とF先生はけんか別れしたわけじゃないから、コンビ解消後もF先生は海外旅行のお土産をA先生におくってて、A先生もそれを部屋に飾っていたという文章を読んで「え~~めっちゃいい~~!!」って思ってたけど、これ見て「要らね~~!!!」って思った(ごめん)
「へー トキワ荘のみなさんがトキワ荘の思い出の漫画を集めた『トキワ荘青春物語』か いいね、買お」って軽い気持ちで買った本、ぺらぺらとめくっただけですが、いろんな漫画家が描いた藤子不二雄先生を見られるってことに気づき、興奮しています 手塚治虫、石ノ森章太郎、つのだじろう、寺田ヒロオ
なんで赤塚不二夫が描いた藤子不二雄の絵がないかというと、他の漫画家がいろんな人のことをまんべんなく描く中で、赤塚氏は石森章太郎のことばかり描いてて、藤子不二雄が登場しないからです 「赤塚氏はマジで石森氏のことが大好きなんだね…」ってしみじみできるので全く問題ないです