花火で会社を火事にしてしまった記念の写真を撮る感覚、原稿を落とした記念の写真を撮る感覚に通じるものがある 写真を撮ろうと言い出したのはきっとF先生だと思う
才野にディズニーが好きかと質問された鈴木伸一氏が「いや、好きなんてとんでもない!」と答え、続けて面倒なオタクムーブしてきたので、こういうオタクって昔からいたんだな…と思った
満賀たちにとって手塚治虫は「神」なので、作中ではほとんど超人的な存在として描かれているんだけど、唯一このシーンにはただの人間としての漫画家らしさが少し出ている
「エスパー魔美」の「感動しない名画?」という話に出てきたチャウチャウ、A先生のペットのO次郎がモデルになってる可能性がある
「まんが道」にもあった、「転校生がひとりで絵を描いていたら漫画が好きな子に声をかけられて仲良くなり、ふたりで漫画雑誌を作ることになる」という話のちばてつや先生バージョンが載ってる「ひねもすのたり日記」2巻 読んでね
「藤本少年は安孫子少年に夏休みの宿題を手伝ってもらったことが実際にあったのかな」とか、「藤本青年は討論をした時に安孫子青年に「強情だ」と言われたことが実際にあったのかな」とか、いろんなことを想像してしまう
やっぱり私は「まんが道」では、満賀が新聞社に勤めている頃の話が好きだな 仕事がどんどん楽しくなってきた満賀の心が漫画を描くことから離れたり、情熱のある才野に引きずられるようにしてまた近づいたりするの