1931年革命的な漫画が登場した。
田河水泡「のらくろ」である。
効果的なコマ割りと吹き出し、テンポの良い会話とスピード感溢れる演出、映画を見るような斬新な表現は現代に続く日本漫画のフォーマットとなった。手塚治虫はのらくろをひたすら模写したという。のらくろが撒いた種は戦後大きく花開く。
ミートソーススパゲッティをボロネーゼと称して出す店がある。
非常に危険だ。
ボロネーゼの麺はタリアッテレが鉄則だからだ。
イタリア人観光客に見つかったら殴られても文句は言えない。
警察に通報しても、うっかりイタリア人の警官だったら一緒になって殴りかかってくるだろう。
肝に銘じたい。
特売でケチャップ4本購入。
よし!ケチャップをケチらないナポリタンを作ろう!
思い切ってチューブ半分のケチャップを投入。真っ赤に染まる麺を焦がし炒めて、できたー!特製お金持ちの家のナポリタン。
うーん!喫茶店の味がする!
子供も「美味しい!」とご満悦。
ちょっと贅沢もいいものですね。
宗教が正体を隠して勧誘する際、隠れ蓑にするのが自然食品だ。
「世の中に流通してる食品は汚染されている」と考える人は「世の中そのものが汚染されている」という教義に染まりやすい。
「毒も栄養も共に美味いと感じ、血肉に変える度量こそが食には肝要だ」
範馬勇次郎の食育、今こそ見直したい。