『過狩り狩り』の時点では、鬼殺剣士の「識別番号」を見た警官が帯刀をお目溢ししてるので、どうやら国営暴力装置(帝国日本の鉄砲玉)みたいな想定だったようだし、プロト無惨様や舶来吸血鬼が鬼狩りの人間に圧倒される描写もあるので、「鬼とは何か」みたいなテーマを想定してたような気はする… 
   「応募作から連載までの間に編集サイドが削った/変えた要素」というのは非常に興味深いけど、鬼滅の場合はたぶんこのへんの(削られた)描写が「編集意図」のコアなんだろう… 
   部活で宝探しやってちゃまが沙都子を出し抜こうとして失敗して、わざわざゲーム終わったあとで執念深くちゃまが沙都子に仕返しする共通ルートの新展開?が、新アニメと新漫画で共通しとるんやぞ、なんかこれはギミックありそうな気がするぞい… 
   『鬼滅』で最終選別を行う産屋敷家は、スパルタながら隊士たちを理解し愛情を注ぐ善玉のように描かれているけど、『過狩り狩り』で最終選別を行なってるやつ(軍人?)は「中(山中)の事情は分からんだろう」と非難されてて、強権で無情に「選別」してるふうに描かれたんだなあ…(一コマの威力よ…) 
   闇堕ち沙都子が「過程はなかったことにできて結果だけが残るから惨劇起こしてもOK」と言い出したので、完全にこれになった 
   最大の問題点は、「それは発注先(取引先)とのコミュニケーションとして失礼すぎるよね」という、まあビジネスコミュニケーションの部分なんだろうけど(下請法的なアレやソレがコレになりそうなふるまい)