今回の電子版「五郎の冒険」で唯一残念だったのは、連載時にあった横山先生のコメント欄を、単行本化時に変更したベースで復刻していた点ですが、まあ、それは些細なことだと思いますし、今回の復刻版には十分に満足させてもらいました。(^^)
現存原稿から改めてスキャンされた連載ページのカラー彩色も非常に鮮やかで、惚れ惚れしながら鑑賞させていただきました。(^^)/ https://t.co/HBNaxulTYh
今回の復刻に当たって、4色カラーページについては、原稿が残っているところはそれからスキャンし、紛失しているところは当時の雑誌からスキャンしたようです。左が現存原稿、右が当時の雑誌からでしょうか。 https://t.co/RIlewCjXda
個人的に今回の電子版「五郎の冒険」で驚いたのは、単行本化時にその発売時期にあわせて地球の破滅年を変更していた箇所のセリフを、連載時の年号に戻していたところ。今回の復刻に当たって細かい所まで再チェックしていたことが分かりますね。
それと全5巻の各ページをチェックしてみましたが、連載時の全ページをクリアな画像で復刻しています。したがって、既存の単行本ではカットされていた恐竜時代編のラスト30ページも完全復刻しています。 https://t.co/YhWE83PNR2
これで近年の光プロの悲願だった「五郎の冒険」と「少年ロケット部隊」の完全復刻が、電子版とはいえ実現したことになるので、あとは「おてんば天使」と「三つ子の鉱夫」などの初期作品の完全復刻ですね。期待しています。(^^)/ https://t.co/H3GANfziLC
そして、引き続くこのシーンでも村雨健次の正太郎愛が伝わってきますね。また、今までそんな彼のことを呼び捨てにしていた正太郎が、初めて「村雨さん」と呼ぶのもこの時のことです。(^^) https://t.co/bHaT9Lp5Er
な、なんと、大塚署長と村雨竜作のルーツ的なキャラクターが登場しているんです。二人が最初に登場した作品は間違いなくコレですね。(^^)/ https://t.co/zRljqvtR7W
しかし一方で、復元度合いはどうかというと、相変わらず描線のかすれや消えているところ、そして不自然な再ベタ塗りの箇所が多く、その辺が大きな不満点でした。
内容としては、バッカスの最期とオックスの誕生が1冊にまとめられており、鉄人が爆発的にヒットするきっかけになった不乱拳博士の物語を、当時の雰囲気のままに読むことができました。 https://t.co/2ZFwL2HSYb