・超サイヤ人“3”
あの世ついでに超サイヤ人3問題について
原作最終盤に満を持して登場して以降
あまり描かれることもなく
アニメ続編などでは若干スルーされてる向きもありますけど
やっぱり主人公像として派手さと後付け感、
逆に言えばこれを割りこませてくる鳥山先生の豪胆さがうかがいしれます
悟空の価値観はもう一回大きく変化するんですけど
その前に発端にもなった誤ちについて
悟空はいちどピッコロさんに息子の教育方針についてきつく叱られてます
三十路手前で自分の半分も生きてない魔王の子に
この頃は神様とひとつになって間もない頃でしたけどこの件にはあまり関係ない気がします
とどめの片棒をかついだりはしてますので
絶対、殺さない!とか誓いをたててるわけじゃないでしょうけど
本人、作者先生とも無自覚かもしれませんが
神界修行〜セル撃破までの悟空の奪命数は“0”になるとおもいます
そういえばここであげた二場面はどちらも相応の代償を払ってますね
・キャラメルマン1号
野望への第一歩、乾電池式・搭乗操作型
1号機にしてアラレと渡りあうほどのパワーを持っているアラレの近眼を突く作戦にでるが
ちょっと目をはなした間にガッちゃんに食い散らされてしまった
・コラム
悟飯くんがフリーザにブチギレて撃った攻撃、こともあろうにナッパが悟飯にぶっぱなして かばったピッコロさんが命を落とした技に酷似しています
キレた者がとりやすい所作なのか、敵への憎しみが恐怖と絶望の記憶を想起させてしまったのか
わかりませんけど見ててほー、とおもったもので
○弾丸型
ビッグ・バン・アタック、トランクスのバババッてやるやつとかピッコロのダンッ!のやつとか
気の爆弾を撃ち出すタイプ、爆撃ですね
元気玉もタイプとしてはこれに含まれるかもしれません
ヤムチャの一発芸“繰気弾”は地面に潜ったり当たっても打撃になりますのでまた別のものになります
鳥山先生はいいました、(DBにおいて)“強さ”とは気のコントロールであるとか
なので同じように見える技でも性質など差別化されて描かれてるものと信じてつぶさにヒモといてみたいとおもいます
作中でも“強敵”“未来”といった転換点にはインパクト>イメージな表現で印象が強められています
ぎゃくに「氷つかい」とか「毒ガス攻撃」などが頻繁に登場するとバラエティは豊かになりますがイメージが分散し、作品の持つインパクトが損なわれるおそれがあるかもしれません
「騎竜少年(ドラゴンボーイ)」
鳥山先生 中国愛の極み
このへんの読切がウケて晴れて先生はギャグ漫画を辞めストーリー漫画を描かされることを許された、そんな時代…
長い戦争が終わり、国に帰還する姫の護衛を仰せつかった少年
彼には竜出ずる宝珠“竜宝”と、もうひとつ隠された秘密がありーみたいな
注:ネタバレ憶測含)その正体は銀河系担当神様(自称)が文明を生む生物・人間の出現に危惧して地球に放った暴食の天使であり
アラレの頭上に空きがちな間と何でも食べようとする妹さんの子供さんから着想を得たといわれ
最終回まで同じキャラを2人描くという先生の天才性と天然性を示す指標ともいえる