（２／４） ※永井青崖先生を麟太郎が訪ねた、とゆうのをお話にしたものです。 永井先生は赤坂の黒田藩邸に居た蘭学者で、虎の門に住んでいた麟太郎が訪ねました。

（３／４） ※このへんはだいぶフィクション演出です。 麟太郎と都甲斧太郎先生の接点が見当たらないので、こんな感じにムリヤリ出会わせました。

（４／４） 麟太郎と都甲斧太郎先生の出会い。

勝麟太郎２１歳頃。麟太郎は馬医の都甲斧太郎先生と知り合い、西洋の書物を読ませてもらいます。蘭学の道を後押ししてくれる都甲先生ですが、同じ頃、長崎で捕らえられた高島秋帆が、江戸に護送されて来ます。 マンガ『夢酔独言』百三十七話（１／４） #漫画が読めるハッシュタグ

（２／４） 「或る人が私にかやうな隠君子のあることを紹介したるにより、或る時都甲先生の許を訪問した。それは私の長崎へ伝習に行く前てま、安政元年頃であつたから、私の二十六、七歳の時であつた。」 #勝海舟

（３／４） 「先生は元来隠君子なるゆゑ、他の人と言語を交へ他人の出入することを嫌忌せしが、私を愛して、他の人を同行して来ては困るが、お前ばかりならば来なさい、と言はれて、月に三、四回づつ訪問したところが、従来先生が原書を読んで得たるところの有益なる事柄はみな私に話して聴かせた。」

（４／４） ※フィクション演出です。 長崎で捉えられた高島秋帆さんが、江戸へ護送されて来ます。蘭学者かどうかとゆうと、今考えると微妙ですが、西洋の砲術を研究していました。

勝麟太郎（後の海舟）２０歳頃。長崎で捕らえられた高島秋帆が江戸へ護送されてきて、人々は西洋絡みの物を恐れるようになります。そんな中、麟太郎はある侍と西洋書を取り合うことになりますが…。 マンガ『夢酔独言』百三十八話（１／４） #漫画が読めるハッシュダグ

（２／４） 「高島秋帆といふのは、日本で銃陣の鼻祖だ。通称を四郎太夫といつて、代々長崎の町年寄であつたが、或る時独逸の一武官が長崎へ来たのに会つて、いろ々々軍事上の事を聞き、初めて西洋に銃陣といふものがあるのを知つて、日本の武器は、とてもこれに及ばないことを覚つた。」 #勝海舟

（３／４） ※フィクション演出です。 西洋書を手に入れるため、民さん（未来の妻）の質屋へ行って金を捻出する麟太郎。

（４／４） ※これもフィクション演出です。 佐久間象山先生と麟太郎のニアミス。

勝麟太郎（後の海舟）２３歳頃。妻を娶って、蘭学に邁進することを誓います。 マンガ『夢酔独言』百三十九話（１／４） #漫画が読めるハッシュタグ