テステス、要約漫画５ページ目が、おおむね埋まりました。 全体の画面構成がだいぶシャッキリしたと思います（※下が改良後）。 #夢酔独言

（４／４） 「他流派は勝負を滅多にしないから、下手なやつが多かった。 そこでおれが十八のある時、新太郎と忠次郎とおれで、浅草馬道の生江政右衛門という、一刀流の師匠の所へ他流試合を申し込んだ。」

（４／４） ※このくだりはフィクション演出です。原作『夢酔独言』に、小吉と小林隼太さんの事前ニアミスはありません。小林さんが大男とゆうのもフィクションです。

（３／４） 「おれが、 『長刀はとっさの時に抜きにくいでしょう』 と返したら、先生は、 『何を抜きにくいことがある。そういう時には、刀ばかりでなく、脇差もあるだろう。長さがあればいいというものではないよ』 と仰られた。」

テステス、要約漫画２ページ目の人物が、おおむね埋まりました。前よりだいぶ分かりやすくなったんじゃないでしょーか。 #夢酔独言

（２／４） ※アクションシーンを描きたいがためのフィクション演出です。

（２／４） 「大兄や近親どもが来て相談して、おれに、 『当分林町に居てくれろ』 と言うから、毎晩泊まるようにした。 その月の二十五日に検死が来て、二十九日には忠蔵の妻と兄の妻と、忠蔵の惣領眊太郎が評定所へ呼び出しになった。おれと黒部篤三郎という兄の三男が、付き添いとして出席した。」

勝小吉３５歳頃のエピソードで、小吉の次兄･松坂三郎右衛門さんが初登場です。 『夢酔独言』では「三郎右衛門」表記ですが、他の資料では「三郎左衛門」表記だったりします。漫画では小吉の表記を採用しています。 三郎右衛門さんの名前は、本所林町に見ることができます。

（４／４） 「そこで、役所の一番元締の太郎次というのを兄のそばへ呼び寄せて、三郎右衛門が家事取締が不十分で、これまで大きな役を任されるとしくじることが度々だから、今回のお役目も勤める器量がないのだ、引退するがいいと言ってやった。」

（３／４） 「銭座の連中と叩き合い、三度二、三町追い返したが、会所から大勢が出て引き分けにされた。 それからは山の宿でも、女郎屋一同、客を送る婆あも嬶も、おれの顔を覚えて気を付けたものだから、何も間違いはなくなった。」

（３／４） 「三九郎に御本丸の皆さんへお礼の金を出すよう言ったら、グズグズ言いおって、最初の時とはうって変わって、おれの所にも寄り付かなくなった。 そこでおれは三九郎を呼んで、今回の話は無しにすると言ってやった。」

（４／４） 「それから後は、大兄も林町の兄も、おれを警戒していたが、少しも気にしないで、いろいろ馬鹿騒ぎをして日を送った。 ある時、兄の三男の正之助が来て、兄のことをいろいろ話した。そこで揚代滞りにして六両金を出して、仮宅へ林町の用人を連れて行って遊んだ。」