あとは片チンの『スーパーヅガン』も、時代を感じさせるけど、時代を感じさせない部分がとても楽しいので、読むと楽しいです。
(こちらは、若い人がどう感じるか分からない)
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村岡なので、とにかくホモソーシャル。師匠(あだ名は「神」)は黒ピタTのひげマッチョ、弟子の4人は青?のピタTのマッチョ。
北海道の原野を開拓しながら麻雀します。麻雀する意味ある?
いろいろあって、最後はこうなります。
さらば!麻雀牌に賭けた青春
村岡栄一の麻雀マンガには、このセリフがたびたび登場します。最もそのテーマを表す作品がこの『麻雀阿修羅伝』なのです。(単行本が出ている中では)
四国に渡る船の上での会話。
「まったく意味がわからない」「俺たちは雰囲気で阿修羅をやっている」と言いたくなりますが、でもグッときます。
「俺は今 何かがかわりかけている…俺の心の中で阿修羅が呼んでいる」「くだらない日常性なんてくそくらえだ!」
主人公 正宗タケシと田島との、「ホモォ」としか言いようのない結びつきが、本作の特徴です。
正宗と関わった女性は「大人になりたくない」とラブホテルで自殺したり、抱かれたくもない田島に抱かれたり、碌な目にあいません。
※愛情を確かめるため、同志に元カノを抱かせる主人公
村岡はこういう回想シーンで話を〆ることが多い。
これは『麻雀阿修羅伝』。
私が麻雀阿修羅伝を麻雀マンガTOP3に入れるのは、三原脩が大下弘をプロ野球史上最強の打者として挙げるようのなものです!