『桑田次郎サイエンスフィクション短編集』。未知の惑星は地獄だった! 月も金星も地球も地獄! 「高一コース」や少年マガジン、チョコレートのおまけ等に描かれた短編を集めたものだが、どれも宇宙の厳しさを若い読者に叩きつけるバッドエンドの嵐。スペオペと言うには展開がハード過ぎる。渋い。
『味ラクルボーイ』読んだ。初めはミスター味ボーイかな? みたいなガキだった主人公(定食屋の倅)が、特に年月経過の描写もなく急成長するのが良かったです。登場人物の8割が性格破綻しており挨拶代わりに人を殴ったりする
『アドベンチャーブックス スーパーマリオブラザーズ外伝』。当時わりとよく見た「魔法と姫様と魔王はいるけど剣は無く、代わりにオーバーオールのオッサンがいる」と言うマリオ的ファンタジー世界を掴み損ねたゲームブック。クッパの息子ガルッパをはじめ知らんキャラが大量に登場。ゼルダだろ、これ
影丸譲也の刑事まんが『無法の街(ワイルドタウン)』。「一九××年、東京はワイルドな街になっていた!」「北九州市、ここもワイルドな街である!」「横浜もワイルドだ」と、とにかく日本全国が治安悪い世界観。あだ名が北京原人の男が盛大にキレる「ニックネーム殺人事件」等ワイルドな事件ばかり起きる
『モヒカンつるちゃん』読む。特徴的な髪型の小学生が主人公のつるセコギャグ4コマ。「それでええんか」以外の感想が一切ない
『ガクラン八年組』Kindle Unlimitedにも来てた。デカい敵がデカ過ぎる、人が死に過ぎる、頭に入れ墨&ヒゲの不良などは男塾を思い出すが本作のほうが4年早い。どの要素も八年組オリジンではないけど圧倒的な「やりすぎ感」は男塾、花沢高校に勝るとも劣らないと思う
遊人『ヴィジョナリィ』単発・連作短編集でエロ、ホラー、ギャグと内容も絵柄もブレ幅が異様に広く「月刊遊人」と読んで差し支えない内容(全10巻が毎月刊行されていた)。シリアス・ヒューマンドラマ系が半分以上を占めており表紙詐欺にも近いが、ごった煮感と個々の作品の質のおかげで滅茶苦茶面白い。
Kindle Unlimited『猛毒商売』読了。ヤクザ同士の殺し殺され無情の仁義を描いたよくある作品…かと思いきや、ライバルの東大出の検事が終盤でえらいことになった。日本を牛耳る検事デバイス。