アグレッサーはオールドタイプがいかにニュータイプと互角に戦うか?という無茶なテーマを見所の一つにしていますが、説得力を持たせるために主人公の設定を色々考えました
それはジオンの何人もの最高の教官に鍛え上げられたという事です
それらのスキルが一瞬の死の運命をかわし、反撃を作るのです 
   ガンダムアグレッサーではなるべく正史を忠実に再現したいと思ってやっていますが、微妙に個人的な感覚の調整もしております
例えばズゴックのミサイル
本体に対して少し大きすぎる気がしたのでサイズ調整したりしております 
   昔のヒーローロボは50メートルクラスでとにかくデカいけど、ガンダム辺りから少し小さくなって半分ほどになった
恐らく人のように動くリアリティを考えてのことだと思うけどそれでも実物大を見るとかなり大きく感じます
あまりリアルを追求しすぎるとボトムズのスコープドックの大きさになるのかな😸 
   回転運動していると思われる重力ブロックと無重力ブロックの境目の通路の構造は色々探してみましたが見つからなかったのでバンジョーも詳しく描写はしませんでした
もっと科学考証オタクであれば腕の見せ所だったんでしょうが、なにせ相手がバンジョーだからねえ
分からない所はわからないのよ😭 
   ジャブローでガウからのモビルスーツ降下は待ち構える連邦からしてみればいい標的でしたね
逆に言えばジオンの焦りを象徴するような戦闘でもありました
せめてゲートの1つでも破壊して宇宙への進攻計画を遅らせたかったのでしょうか
ファーストで初めてのモビルスーツ大規模戦にワクワクしました 
   70年代からみた未来では宇宙移民のためのコロニーはご存知のこの形態で、恐らく多くの日本人が今でもコロニーはこれっていうイメージ持ってると思います
しかし現在の最新の基準で宇宙世紀のコロニーを描くとすれば同じで果たしてデザインなのか興味深いですね
文系には想像もつきませんが😅 
   作品の中でのアグレッサー部隊は、ジオン出身者ばかりということで、連邦の作戦の参加の際にはつねに過酷な戦場へ駆り出され、しかもロクな補給は受けられません
これは第二次大戦のアメリカで活躍した日系部隊の奮闘などの資料を元に構成しました
故に死亡率も負傷率も連邦兵士よりかなり高いのです 
   昔、ダンドー終了後に第2次大戦でアメリカとドイツが一つの村を取り合う戦車戦の短編描いたの
正義も悪もどんどん曖昧になっていく血みどろの戦車戦
編集からは「悪くないけど今これを描く意味はない」ってことでボツ\(^_^)/
ガンダムアグレッサーでようやく少し似たものを描けたのでした~~☺ 
   今回のタリバン政権からの市民の脱出の光景はリアルタイムで見て衝撃的でした
ガンダムはこういう力のない人々の途方に暮れた描写も描く世界ですので、スペースノイドの命がけで地球に流れてきた様子もエピソードとして忘れないようにしました
運良く逃がれてきてもそこには別の地獄が待っています