今回のアリステラのこの絶望の歎き、直前で同じ状況だったアタルが業火のクソ力で自分の技を外してるから、余計につらい。「この力が使えるはず」ってのも間違いじゃないから尚更に。
【キン肉マン 第303話 オメガの落涙!!の巻】
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完・全・決・着!
アタル兄さんの技は出てみればなるほどそりゃこの技だよねという技であり、しっかりと決まって試合終了。来週も更新あるので、ちょうど六槍客篇完了&新篇導入かー。上手いなあ。
その上で更にシングルの新技も出してくるアタル兄さん。アステカセメタリーにちょっと似てる感から、もしかしてアタル版マッスルリベンジャーとかじゃなかろうかと期待しなくもない。まあ、多分オリジナルホールドだろうけど、ひとつ言えるのは、さっき以上に殺意全開の技になりそう。
ナパームストレッチ、元々強力な技だったのに、ツープラトン化でロックは更に強まるわ、回転が加わって威力上昇&敵のカットも防ぐわ、挙句に叩き付ける場所が鉄柱という下手すりゃアロガントスパーク以上に絶対殺す系の技になってる辺り、流石アタル兄さんと言うしかない。
とにかく技のバリエーションが矢鱈多い奴だったので、裏を返せば、技が全て攻略されたら、それが負け時とも言えるんじゃなかろうか。そう思うと、最後の最後でこれ出してきそうな気もするけど、今回のツープラトンでそれごと砕けるかどうか。
まあ、それはそれとして、中曽根元総理と言えば、「蛮勇引力」で女体化されたり、巨大化したり、残機が3機あったりとかしたことを思い出したり。
マリキータのロールシャッハ、とうとうリング外の相手の心をコピーしだしたけど、コピーされたアタル兄さんが応援用に心を操作したので、ホントなんでもありであるなあ。
尤も、キャラとしての魅力という点で観ると、武蔵一人を斬るために魔に堕ちた下総宗矩、宇宙を斬らんと望んだ筈がその手段に過ぎないアシュタレトの成長に心奪われたスペース宗矩、どちらも魅力的な訳で、当方の脳内富士鷹ジュビロも「魂が籠もったキャラだからこそイビツになるのだッ!」とゆってる。
そこら辺の目的故の悪の部分と、個人としての生真面目さ&妙な愛嬌の部分がミックスしたのが親になったら、まあアシュタレトもああいう風に育つわなーと。つか、アシュタレトって「時臣以外が育てたIFの凜」っていうより、「お師さんが死なずに順当に後を継がせたIFルートのサウザー」じゃないのと。
その点を踏まえると、このアリステラからマリキータへの会話も怪しい。「神をも超える無敵の力ではなかったのか?」という問い、自問のようにも、マリキータへの問いにも聞こえて、後者だった場合、何故そんなことをマリキータがアリステラに吹き込んだのか、という疑問が出てくる訳で、これは…。
ただ、まだ一抹の不穏さがあるのはこのテントウムシで、「そんなことができるのか、お前に!?」と他人事めいた聞き方をしてるのが引っ掛かる。生粋のオメガ民であれば、マリキータ自身もザ・マンへの恨みはある筈で、それを何故アリステラだけの問題っぽく聞くのか。むしろ煽ってるようにすら思える。