鰻屋の店頭に積まれた養鰻篭。生きた鰻を仕入れて店で裂いている証拠だ。鰻屋が鰻を裂くのが当然だったのは遠い昔の話、今では串打ちされた鰻を仕入れる店や中国産の冷凍蒲焼を電子レンジで温めて提供する安価なうな丼屋も多い。鰻裂き包丁で鰻を捌き、串打ちして焼く技法は後世に伝承されるだろうか。
泉岳寺門前にある創業41年の立喰蕎麦屋。コロナ禍で閉店した三河島店に続き泉岳寺も閉店,残るは新橋と日本橋のみかと思いきや泉岳寺店は店員と共にあの青砥そば跡地に2月1日移転予定。勤続41年の店員さんは移転場所で1人で出来るか不安との事。紅生姜天そばとメンチラーメンを頂く。青砥で再開を誓う。
東尾久2丁目、創業46年のラーメン屋。
後期高齢者には全く見えない元気な女店主が1人で営業。
カレーラーメンと餃子を頂く。大きな中華鍋でその都度作るカレー入りスープは絶品。
店主曰く「お店を続けていくのは大変よ、でもこんなお婆ちゃん何処も雇ってくれないでしょ。私1人食べる分はなんとかね」
新橋駅前ビル1号館2階に佇むビーフン屋。創業は新橋駅前ビル完成の昭和41年よりもっと古く創業約70年との事。五目焼ビーフンと蟹玉スープビーフン、中華ちまきを頂く。新橋のサラリーマンが羨ましくなる旨さ。
来年でこのビルは取り壊しですか?と伺うと「そんな事にはならない」と聞き嬉しくなった。
思い起こせば漫画「美味しんぼ」で喫煙料理人や大手メーカーの日本酒を否定してたけど、この漫画の作者がお気に入りの某料理屋の板前は全員喫煙者でタバコを吸ってすぐ刺身を切ってたし、灘や伏見のクズ酒しか置いてなかったな。
この漫画のフィクションを真実だと信じ洗脳された読者は沢山いたよね。
やる気の無い無愛想な店主が新聞読みながら客待ちして客が来たらいらっしゃいも言わずに睨みつけてビール注文しても返事もしないで無言で出してラーメン半炒飯餃子を頼んだらアッと言う間に作って食べたら頗る旨くてごちそうさまと言っても返事がなくて最後まで無愛想ってのが俺にとってのラーメン屋。
磐城壽のゴールデンスランバって何度見ても胡散臭いんだよな。最初はチャリティーの献杯酒だと思って応援したけど「3.11メモリアル酒」とか「犠牲者の魂の安寧」と高尚な言葉を並べてるのに1円も寄付しない。
「グローバルな貧困根絶」とか言ってた中田英寿のホワイトバンドと同じニオイがするんだよ。
京成曳舟駅から徒歩4分、住宅が密集する京島の細い路地に佇むお洒落な喫茶店。漫画家の魚乃目三太先生の奥様が1人で切り盛りされている。バナナジュースにミルクアイスのせ、アイスコーヒー、カボチャのプリン、チーズケーキを頂く。お世辞抜きにアイスコーヒーが絶品。テーブル3つの小さなお店です。
名鉄瀬戸線東大手駅から徒歩4分、名古屋市市政資料館真横に佇む昭和五年創業の大衆食堂。素晴らしい外観と店内。こんな風情のある店で安価な食事を提供して頂けるだけでありがたい。天ころきしめんと志の田とじ丼カツ入りを頂く。文句なしに旨い。
しのだ丼の鮮やかな赤で彩られた蒲鉾の華麗な事よ。
今話題の桶買い(逆桶買い)を簡単にまとめました。
豆腐屋に例えると
東日本大震災で被災した老舗の豆腐屋が半壊した店で丹精込めて豆腐を造ってると信じ全国から支援が殺到した。しかし実際には大手豆腐メーカーから豆腐を購入しパック詰めして自家製と販売していた。
これでも問題がないと?