この「こっち側」ってのはそういう話?
「お前も人間を食う存在でしょう?その管理をする側でしょう?」という、「実際に『食って』いた存在」という認識に基づく問いかけ、っつー……
「幻想郷の東端にある博麗神社の鳥居は東向き、つまり幻想郷の外を向いていて、且つ博麗神社は幻想郷と外界の境にある。だから鳥居側から人が来るのは誤り、階段降りたら即外界の為」
的な認識の人もいようが、多分鳥居降りてすぐ外界では無いんだよな
階段下から変な獣道が里方向に向かってるっぽいし
茨歌仙の百薬枡回のここ、当時は「腕が遠くに安置されてて百薬枡酒飲む事でそれを維持してる」とか思ってたけど腕の真実(の一端)が明らかになった今は別の意味が出てくるよな……
腕は封印状態でも個別に活動出来てるしね……
良く考えたら天子、普通にすげぇ頭良いのに本当に何の考えもなくこんな愚行するとも思いにくいし、プライド高いのに何の考えも無しにほぼ間違いなく嘲笑われる内容の告白なんてしないよな
「食うだけで仙人になる」ものだとは認識してたようだし
天子の価値観がやや分かりやすいのはここかも
「天界」は素晴らしいと思っているが「天人」はつまらないと思っている
そして恐らくこの「天人」は自分以外
天人である事、素晴らしい天界に住んでいる事はアイデンティティでもあるので誇るが自分を疎んだり追放したりする他の天人は嫌い、と
復活の為に魔理沙を騙しこそしたけど騙した魔理沙と迷惑かけた小鈴にそれぞれが喜びそうな的確な謝礼を与え特に害なども与えなかった、鈴奈庵妖怪の中でも屈指の良い奴な邪龍くんちゃんさんすき
「博麗神社には何らかの理由・経緯で天神様が祀られていた事があるっぽいけど今は祀られてない」
のは、すげぇサラッと語られたが割と重要な話だと思う
仲間達が集めて出した情報を頭の中で整理して推理し出来事の犯人を当てるのみならずその後の事態にも慌てず理由を察知して行動
いや、霊夢や早苗妖夢辺りの並の人間思考よりも余裕で頭回ってんだよなコイツ……
霧の湖に住んでるのはチルノくらいとの話なので、あの大妖精は単に個人的にチルノと仲が良くてよく遊びに来てるというだけで住処は別の場所かもしれない
紅魔郷の時も単にチルノのとこに遊びに来てただけという
冬にチルノと遊ぶのに手袋とマフラーして尚鼻の頭赤くするくらいだしね……
腕が単体で、封印された状態で「茨木華扇」として動き、「自分」を渡辺綱から取り返し人を食っていた
そして幻想郷に辿り着き、かつての仲間である萃香と再会して(或いは出会いと幻想郷到着が逆)「妖怪の山の四天王・茨木華扇」として活動してた
萃香が知ってるのはそっちの「華扇」、という
腕斬られてすぐ仙人なって、結界解除も賢者としての名のもとでやってたし
そもそも結界は突破なんかしなくても解除出来るし
それを、「仙人のふりして悪巧みしてる」「腕を探しに出るのに結界を弛ませる為に何か企んでる」と考えるのはそもそも「華扇の仙人化前後以降の経緯を知らない」って事で
そういや萃香、華扇が仙人やってる事知らなかったっぽいんだよな……
「腕を探しに結界突破したがってる」とまで思ってたし、幻想郷の賢者やってる事すら知らないっぽい
でも華扇が仙人志したのは腕斬られてすぐ、賢者も少なくとも大結界成立時には既にやってるっぽいから……
やっぱ四天王は腕かな