NHK「あの歌が聞こえる」の石井いさみ漫画。
マンガは普通にページ単位でコマ割りされている様に見えるが、画面では一部をアップにしてスクロールなどカメラワークを入れ、セリフは声優が喋るドラマ仕立てになっている。
電書「750ロック」2巻収録の「高校生劇場 白い渚の少女」は原稿が小さめな感じで、学習誌向けだろうか。ここでも出会った少女は既に死んでいる。
「ふられ番長」は読んだ記憶ある。サンデーだったか。コメディ調なのだが、やっぱり死ぬ。血を流さずには済まない青春。
今電書で読める「750ロック」(全2巻)は読切短編集で、初出の情報がないがこんな永島慎二タッチの読切も収録されている。やはり台詞一つ線一つにもポエジー、リリシズムのある所が石井漫画の核心で、ああなった「750ライダー」も”らしさ”の内なのだろう。https://t.co/5sH4Y5Fy8A
この時代、ニューシネマも「太陽にほえろ」も話の最後には”死ぬ”のが”普通”だった。そう言う意味では奇異ではないが、読切「おふくろ」の遣る瀬ない終り方はどうだろう。「母」についても実際に何か心の痛みがあったのかも、と他の作品を見ても思わされる。
「750ロック」の読切シリーズのことをすっかり忘れていたがこの記事で思い出して電書で読んでみた。おおむねサンデーで読んでいた。密度も完成度も最高潮(電書では線のニュアンスを見切れない)、漫画のニューシネマと言うか。
「750ライダー」がずっと続いたチャンピオンの方で石井いさみ漫画の雰囲気をどこか継いでいたのが、小山田いく・たがみよしひさ兄弟の両氏だったかも知れない。
横顔表現に見覚えはあるし、750ライダーにも”チビキャラ”はいるし。とか。
自衛艦の服務の宣誓には”日本国憲法及び法令を遵守し”(三島事件の後から言う様になった)、”国民の負託に応える”とあり、そもそも憲法では「国」と「国民」を厳密に区別しますからね。
(漫画は「ヤマタイカ」) https://t.co/CoRJ9n4q0G
ゴルバチョフ:1987年
《東欧諸国だけでなく ベラルーシやウクライナ ロシアまで欧州大連合を広げる…》
EU結成(1992年)を見据えた「欧州共通の家」構想により、冷戦の平和的終結への道筋を作ったと言っていいゴルバチョフが今、ウクライナ侵攻のこの時に死去する…。