『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。「反れて」「逸れて」、外に行く、あっさりと離れる語感の「そ」。「そわそわ」は心が離れている感じがしますし、「そっと」も静かに離れた位置から物事を行う感じです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。せき立てられて、狭いところに入れられて、「制限」されたものを表す語感の「せ」。「せっせ」は不断不休でやっている感じですし、「せちがらい」は生き辛く苦しい感じです。
『最後の一文』 半沢幹一(著) - 笠間書院https://t.co/smFqdU08Ka
名作の終わり方の謎を解く一冊です。昨日呟いた最後の一文は、森鴎外の「舞姫」です。エリスという舞姫と恋仲になった主人公ですが、彼女を捨てて帰国。その手助けをしたのは彼の友人であり、その友人を憎む心があるとしています。 https://t.co/2QBfIzy9sC
『最後の一文』 半沢幹一(著) - 笠間書院https://t.co/smFqdU08Ka
名作の終わり方の謎を解く一冊です。
「されど我脳裡に一点の彼を憎むこゞろ今日までも残れりけり」
こちらの一文は、何の名作の最後の一文でしょうか?
この作品の主人公の行いは、現代であれば、大炎上してしまうものです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。「こい(恋)」、「籠もる」など内側に小さく入って来る語感の「こ」。「こっそり」であれば内側に自分の思いを大事にする感じですし、「こんこん」であれば喉の奥に何か籠ったように引っかかる感じです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。「毛」「外側」などという語感がある「け」。「毛」については「けばけば」で、繊維が毛羽立ち外側に立つような感じです。「外側」は「けらけら」で、外に向かって笑い飛ばす感じです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。暗く、臭く、苦しい。くぐもって丸くなった語感の「く」。
「くすくす」は、性格が陰険な感じの笑い方です。「くよくよ」も、ゆらゆらした苦しく曲がりくねったような感じです。
『週刊読書人』10月30日(金曜日)、第3363号4面に
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
が紹介されています。ぜひご覧いただければ幸いです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。おかあさん、おとうさん!呼びかけの語感がある「お」。
「おい!」であれば、明らかに呼びかけています。「おずおず」は得体の知れないものに心動かされ、呼びかけようとしている感じがします。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。赤ちゃんは「えーん」と泣く。子どもっぽさを演出する語感の「え」。よちよち歩きは「えちえち」から派生しています。「えんやら」もえちえちと歩くように進んで行く感じです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。「定まらない」「漠然としている」語感を持つ「う」。うきうき」は心が弾んでいる様子ですが、浮ついて定まらない感じです。「はい!」は賛成の感じですが、「うん」ははっきりしません。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。「ぼこぼこ」「ぶくぶく」内側に籠った力が発せられる語感の「ばびぶベぼ」。「ぶつぶつ」は、心の中に気持ちを膨らませている感じ。「びんびん」は、唸るような音が力を発し、空気が震える感じです。