『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。「べったり」「にちゃにちゃ」と、「粘着」を表す語感の「に」。「にたにたと笑う」という言葉にも、粘り気のある笑いを感じます。「にょろにょろ」も、伸び出てくるだけでなくぬめぬめした感じがあります
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlmiKcA
語感の大切さを説く本です。増やしていっぱいにする、先端の部分、という語感を表す「は」。
「はきはき」は、パンパンに気力が満ち足りた感じがしますし、「はたはた」は羽の先端の部分がゆらゆらしている感じがします。
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語感の大切さを説く本です。表面的に他と比べて目立った違いを表す語感がある「ひ」。
「ひかり」であればピカッと目立つ感じがしますし、「ひんやり」もピーンと張り詰めた冷たさを感じます。
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語感の大切さを説く本です。「小さいこと」「細かいこと」がずっと長く続いている語感の「ま」。「まごまご」は、目的のない動作を小さく繰り返す感じがします。「ま」は赤ん坊が初めに出す音で、簡単に発音しやすいそうです。
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語感の大切さを説く本です。みしりときしむ、みりりと氷がひび割れる。「密」で「繊細」な語感の「み」。「みっちり」は密と書いても当てはまる感じです。「美」の草書体である「み」は、「美」の繊細さを引き継いでいるようです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。何度も回数を重ねる、「矢」のように突き進む語感がある「や」。「やいのやいの」は、何度も矢を飛ばされ催促される感じです。「やりやり」も、我慢できない痛みのことで、集中的に刺さる痛さを感じます。
10月の新刊、発売が近づいて参りました。
23日(金)に笠間書院から2冊同時発売です。
『言いにくいことはっきり言うにゃん』 - Jam(著)
https://t.co/wJ8exNVxbN
『一生ものの「発信力」をつける 14歳からの文章術』 小池陽慈(著)
https://t.co/nQNHY4P6qI
是非是非よろしくお願いいたします。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。ゆとりがある、ゆったりとしている語感がある「ゆ」。「ゆらゆら」はゆったりと豊かに揺れ動く感じがします。「ゆっさゆっさ」も、重いものがゆったりと、豊かに揺れ動いている感じです。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。跳ねるような明るく楽しい語感がある「らりるれろ」。「らんらんらん」は飛び跳ねる感じがありますし、「ろれつ」は弾いて出す音がするので、こちらも跳ねているような感じがします。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。「わくわく」して「わーわー」さわぐ。「わきあがるたのしみ」の語感の「わ」。「わ」とは「和」であり、心を同じくして調和するという意味。「わっしょい」という掛け声も、心を同じくするときに出します
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。「下品」で「強い」語感の「がぎぐげご」。ブルドーザーやクレーンの音などは、が行のうるさい音に聞こえます。平安時代前期の人たちは、濁音は穢れの音として避けていた傾向にありました。
『語感力事典』 山口謠司(著) 笠間書院 https://t.co/q1zHlm18O0
語感の大切さを説く本です。何かが振動しているような語感の「ざじずぜぞ」。「ざくざく」は野菜を切る時に使いますが、リズミカルな振動を感じます。「ざわざわ」も声や音が騒がしく空間に振動している感じです。